トランプ新大統領、企業の海外留保利益課税→国内1兆円規模のインフラ投資でドル高円安進行

トランプ新大統領でなぜ円安?なぜ日経平均上昇?
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20161114-00000003-argent-column

トランプラリーでもアップル、アマゾンが下がる理由
https://allabout.co.jp/gm/gc/466413/?FM=af_finance.yahoo&af_type=guide&af_id=466405

熊谷徹のヨーロッパ通信 トランプとの対決姿勢を鮮明にしたメルケル 祝辞に埋め込まれた“毒矢”
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/219486/111100022/?rt=nocnt


 ということで、パナマ文書事件で発覚した大企業の内部留保金がアメリカに還流する予定で、ドル高円安になってるみたいです。

 それを使って国内1兆円規模のインフラ投資で関連株も上がるみたい。
 さすが、経営者のトランプというところか。

 トランプはイメージ的には田中角栄とかでしょうか。
 アメリカ国内のハイウェイとかは確かに老朽化していて、そろそろ全面改装する時期でもある。

 パナマなどに埋もれてる企業の内部留保に課税するけど、米国国内に投資したら税金優遇するよというアメと鞭の政策で、企業としては米国国内投資するしかない。

アメリカ社会の深刻な不法移民問題
http://listn.me/20150814/5822/

 ドイツはトランプ大統領の人権問題に釘刺してるけど、オバマ大統領の時はメキシコ人の不法入国は国境警備隊に見過ごされて、アメリカ内の施設にメキシコ人を保護していたらしい。

 国境警備隊がメキシコ人の不法入国者の介護職員のようになっていて(爆)、住所聞いて親切に施設に送ったりしていたらしい。
 ただ、通常はトラックの荷台に隠れてるうちに窒息死とか、凄いリスクがあって、少なくとも3000人以上は亡くなってるようです。

 それと、日本でいえば身分証明もないので、仕事も最低賃金以下で闇でしか働けない(マクドナルドのアルバイト時給5ドル→1、2ドルとか、100~200円)、学校にもいけない、医療保険もない、家も借りれない、法律で保護されることもない。

 そんな状態でどうやったら生活が成り立つでしょうか?
 どこかのスラム街で15人ぐらいで働いて、一ヶ月も腐らない5ドルぐらいのパンとか、マカロニチーズという茹でたマカロニにチーズ、バター、ミルクを混ぜた肥満食品を食べている。

 アメリカの貧困層の学校給食は経費節減のために、マクドナルドとピザハットが導入され、ハンバーガーとコカコーラなどの販売機があって、肥満比率は50%超えて非常にゆがんだ社会になってる。

 無差別に移民を受け入れるのはどうかという問題で、人種差別とは全く違う問題なんだよね。


 日本も野菜の高騰でパンと牛乳の給食になってる所もあるし、こども食堂ができて貧困層に食糧を提供してるけど、安部総理は変な感謝状を送るだけで見捨てている。
 お金出せば、大企業の株買う金の数パーセントで国内消費が上向くのに、トランプ大統領を見習えとか言われるよ。そうしたらちゃんと消費税も上げれたのにね。

カネは出さない、口は出す
http://my.shadowcity.jp/2016/11/post-10176.html


 これからは国境警備隊はもう少し厳しくなってメキシコ人を撃ったりするけど、それは本来の業務なんで仕方ないんです。人種差別関係ないから。

 移民を無制限に受け入れてたら、国が滅びてしまう。
 オバマケアはそのために赤字になってしまってるし、日本で同じことが起こったら、メキシコ人が2000万人生活保護(米国には4160万人の不法移民がいるという。その半数以上がメキシコ人)とかであっという間に財政破綻になる。
 
 実はサブプライムローン問題も不法移民に銀行が高金利のローンを貸し付けて、破綻するのは目に見えていたのですが、それを金融商品に化けさせて投資信託などに組み込んだために起こった。

 当時、アメリカの不動産はバブルで上がり続けると言われていて、家は全部取られて借金だけが残った。
 アメリカン詐欺ドリームで不法移民の人生は無茶苦茶になった。

 が、アメリカのローンはノンリコースローンで不動産を差し出せば、借金はチャラになる仕組みなので、借り手は、まだ、いいかもしれません。クレジットのブラックリスト載ってしまいますが。被害は金融商品を買った人に行ってしまい、銀行は土地と家を利子つきで手に入れました。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4358606.html

ネコでもわかるサブプライム問題
http://www.h2.dion.ne.jp/~mogiseka/article/080917subprime.html


 不法移民がアメリカに移住しても、アメリカン詐欺ドリームで這い上がれないケースが多いので、トランプ大統領のようにメキシコとの間に壁を築くのが良心的なんだけどね。

 ただ、南米経済は共産化して政府は腐敗し、麻薬がはびこり、マフィア化して、闇経済になってるので、アメリカに逃げたい気持ちも分からないでもない。

「国家崩壊」寸前、ベネズエラ国民を苦しめる社会主義の失敗 Venezuelan apocalypse: Some Updates on the Epic Failure of Socialism in Oil-Rich Venezuela 2016年5月19日(木)19時06分 マーク・ペリー(米ミシガン大学教授)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/post-5123.php


 ただねえ、ブッシュ政権辺りから出てきた「新自由主義という資本主義」も最悪で、多国籍企業による税金逃れと納税義務の放棄(権利のみの主張)と世界支配はやっぱりヤバイということで、トランプは強制的に企業の内部留保金を巻き上げて国内投資として還流しようとしています。

 ヒラリーはメール問題がヤバすぎて(CIA職員や大使など味方も暗殺ババア)、FBIも潰しにかかったけど、何故、私用メールを使うかと言ったら、暗殺とかISISへの指令とか満載だから(爆)

クリントン氏「FBIの再捜査公表が敗因だ」 「トランプ氏が攻撃材料に利用した」
http://toyokeizai.net/articles/-/144950

コラム:クリントン氏のメール問題、FBIが語らなかったこと
http://jp.reuters.com/article/clinton-fbi-email-column-idJPKCN0ZS023?pageNumber=1


岡田斗司夫ゼミ11月6日号「肩をすくめる巨大国家アメリカ・大統領選挙という祭りに興じる資本主義国家の限界と聲の形VS君の名は。は懐かしのあの闘い」(世界最大のブラック企業と言われてるウォルマート問題の解説。実は不法移民が出来る構造に似ている。近所の小売店を潰して、その失業者を最低賃金で雇うという手法。生活必需品はウォルマートでしか買えなくなる。エブリディロープライスなので時給も低くなる。「ウォルマート貧困」と言われるが、多国籍企業なども同じことをしている)
https://youtu.be/k8BSeFsgAnw

アイン・ランド『肩をすくめるアトラス』(ビジネス社) を読む
http://economist.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-a77f.html


 『肩をすくめるアトラス』は多国籍企業とも言えるんだが、天を支えるアトラスとは、世界を支える多国籍企業でそれを労働者が支える構造になっている。

 ただ、冷戦時代は緊張感があったが、社会主義の崩壊で移民が生まれたことによって労働者の賃金が低下し、もう多国籍企業は支えられないよということになっていく。
 社会主義の崩壊で生まれた安い労働力があるから働き手はいっぱいいるということになる。

 中国や発展途上国は経済成長するが、その間、アメリカや日本などの労働者の生活は貧困化していく。

 そのあたりの問題がトランプ大統領を生んだともいえる。
 イギリス、アメリカで起こった現象が、日本や欧州でも起こる可能性がある。



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