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発熱外来と自宅療養

もう何年も発熱してなかったのですが、昨夜 38.5℃の発熱がありました。

これは発熱から自宅療養までの流れや注意点を個人目線でまとめた記事です。私も何をすればいいのか小パニックになったので、参考になればと思います。ただし、詳しく知りたい方は専門医などに伺うことをお勧めします。


1.久しぶりの38℃超の発熱

思い返せば、ちょうど1週間前にコロナワクチンの予防接種(1回目)を打ちました。その後、特に副作用はなかったのですが、唯一 夜になると倦怠感が襲ってくるという時間限定の副作用タイム(?)がありました。しかしそれも接種後2~3日だけで、もはや それすら忘れていました。

昨夜 夕方頃にかなり強い倦怠感が襲ってきたので、やむを得ず組合事務所で30分程度の仮眠を取りました(こういう時 組合役員は便利です)。

しかし、その後もあまり回復はせず、そのまま残業を経て、夜帰宅し体温計で熱を測ってみると38.5℃でした。この高熱はさすがにマズイと察し、会社の上司や人事部へ連絡。翌日は発熱外来を受診することにしました。


2.発熱外来(予約編)

本日 人生初の発熱外来を受診すべく、まずはスマホでいろいろと検索しました。

まず自治体の発熱外来で案内されたのは、「①かかりつけ医へ確認」それでダメなら、「②発熱外来 実施病院リストより確認」でした。発熱外来は基本的には予約制であり予約してないと受診できません。

私の場合、かかりつけ医が小児科(子供のころから通い、30代になっても慣習的に小児科へ行ってます)であり、小さな子どもが多いので、発熱者はNGと言われました。その後 紹介された病院リストの住所を見て近い順に電話して行きましたが、ことごとく予約に空きがなくNGでした。6つ目の病院でようやく今すぐ見てもらえることになり、人生初の発熱外来を受診しました。


3.発熱外来(受診編)

予め電話で「病院の中に入れませんので」と聞いていましたが、想像以上に「外」でした。

①病院に到着するなり、インターホンを押して、自分が来たことを伝えます。

②初診のため、カルテを書いてと、スタッフさんが玄関まで来てくれました。そして、カルテを数分かけて一人 外で立ったまま書きました。

③次に別のスタッフの人が来てくれて、病院の周辺地図を示して、「ココをこう回って、ココにプレハブがあるので、その前で待っててください。」と言われ、病院周辺をグルっと回って仮設プレハブの前で待ちました。外です。。。7月です。。。炎天下です。。。

④プレハブはいっけん外から見れば、ただのプレハブでしたが、内部は別世界、まるでバイオハザードのゲームの中に入ったのかと錯覚を起こしそうな、とても張り詰めた雰囲気でした。換気装置のうなる音、フェイスガードや防護服など完全防具のお医者さん、至る所にバイオハザードマーク(下の図のようなマーク)、

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先ほどまで「外暑い。。。」と嘆いていた自分が恥ずかしくなりました。医療従事者の方々は命がけで仕事をしてくれているのを改めて感じました。本当にありがとうございます!


⑤診断(血圧・血中酸素濃度・問診)してもらい、PCR検査も受けました。今は混んでいるらしくPCR検査の結果までに2~3日かかる場合もあるとのことでした。PCR検査はインフルエンザ検査と同じで鼻の奥まで綿棒(?)を突っ込んで粘膜を採取されました(初PCR)。

⑥プレハブを出て、また元来た道をたどって、病院の入り口に帰ってきました。インターホン。「はーい?」「びーかんです。帰ってきました。」「少々お待ちください。」

⑦その後、病院の入り口で薬(解熱剤のみ)をもらい、支払いを済ませました。


4.自宅療養

帰ってきてからも慌ただしかったです。妻はシフト制の仕事で今日はたまたま休み、子どもは夏休み。家族全員いる中で自宅療養です。私の家は4LDK戸建ての2階建てです。昨年、家族会議の結果、私の部屋ができていたので、とりあえず自分の部屋から一歩も出るなという事になりました。念のため、家族も外出しないようにしようという事になりました。買い物も宅配サービスに切り替えました。

さらに、いろいろと調べた内容を実践することにしました。

①家中でもマスク

私は、家なかでもマスク!使いまわしの布マスクではなく、使い捨てタイプの不織布マスク。

②お風呂は最後+即洗濯

当たり前ですが、私は家族の最後にお風呂に入ること。プラス私が使用したバスタオルなどは使用後すぐに洗濯機にいれて洗濯をすることにしました。

③小まめにアルコール消毒

私は部屋から基本はでません(お風呂とトイレ除く)が、それでも私の部屋に専用アルコール容器が設置されました。これは妻が決めたルールですが、恐らく「一事が万事」という精神に基づく施策と推測しています。

④食事は部屋の前で、扉を介して、受け渡し

私は食事も自分の部屋で取ることになりました。その際、食事の受け渡しの時も接触に気を付けます。妻が部屋の扉の前に食事を置いてくれます→ラインが来ます→一呼吸おいてから扉を開け食事を受け取ります。食事の入れ物や箸は全て使い捨て、一回使ったら全て処分できるものを使用します。

⑤ゴミは溜める

不衛生に聞こえるかもしれませんが、ゴミは当面(とりあえずPCRの結果が出るまで)私の部屋に大きめのゴミ袋を設置し、そこに溜めることにしました。ゴミを介して妻と私が接触する機会を無くすためです。2~3日の私ひとりの食事だけですので、溜まる量も知れているでしょう。

⑥飲料は2Lペットボトル

これも妻と私の接触機会を抑えるために決めたことです。コップなども使用せずガブ飲みスタイルです。


というように私が触れたものは、家族には触れさせないように一定のルールを決めました。(実際はほぼ妻が、ああだこうだと指示を出してくれました。ありがとう。)

38℃の熱の翌朝には熱は下がっていたので、本人はすこぶる元気です。PCR検査の結果がどうなるか、少々心配です。。。

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