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ポジティブとネガティブの間。

どうも、主樹です。

つい先日、23歳の誕生日を迎えました。めでたいですね。

昔、中国の人が人生を青春・朱夏・白秋・玄冬の4つに区分したらしいですが、23歳はどの期にあたるのでしょうか。

とは言っても生まれた時のことなんて一切覚えていません。
「果たして本当に自分が本当に23年間も生きてきたのだろうか」と不思議になります。ひょっとしたら数年の誤差があるかもしれません。
そもそも、私が世間に対して一年の中のある日を誕生日を宣言しているのもそれが真実なのか疑う人が一切居ないのも不思議なことです。私がとんでもない嘘つきかもしれないのに。
数年後、皆さんに違う誕生日を伝えるかもしれませんよ。

まあ冗談はさておき、普段私が考えていることについてお話しします。

たまにはね、脳内を発散させてよ。
たぶん23歳になったんだから。

ポジティブということ

よくまわりの人に

「ほんとポジティブだよね、羨ましい」
「毎日楽しそうに生きてるよね、羨ましい」
「悩みとか無いでしょ、羨ましい」

と言われます。
まあ幸いにも特に落ち込むことがなく、毎日楽しく生きています。

とはいえ「そんなに羨む必要あるか?!」と思うわけですよ。

「ほら、自分は基本ネガティブ思考だから生きづらいのよ」
という声も聞こえます。

言っておきますがね、ネガティブも必要なんですよ。
ネガティブ思考の人がいなかったら人類はすぐに絶滅していますから。


遥か太古の時代、食糧を得るためにマンモスを倒さなくてはなりません。

ーもしもポジティブの人ばかりだったらー
「よし!俺らは絶対マンモスを倒せるんだから!!大丈夫っしょ!!」
<<突撃~!!
<<ドーーーーーーン
死者、怪我人多数。食糧も得られず全滅。

ーもしもネガティブの人もいたらー
「よし!俺らは絶対マンモスを倒せるんだから!!大丈夫っしょ!!」
「いやいや、あんなに大きい生物、倒せっこないよ。。。
 なんか罠とか仕掛けてゆっくり倒そうよ。。」
<<罠設置
<<ドーーーーーーン
全員無事、食糧も得られ、毛皮もゲット。


ほらね、ネガティブ思考も必要なんです。
またこんな話もあります。

笑うと免疫力が上がるという話はよく耳にしますよね。
これは実験でも明らかです。(なんの実験かはご自身でお調べください。色々出てくるので)
逆に参加者に過去の悲惨な出来事や辛かった出来事を思い出してもらった実験があります。その結果、どうなったかと言いますと笑ったときと同様に免疫力が上がったらしいです。不思議ですね。

絶対値の大きい感情というものは人間にとっては結構重要なことで、正負の向きというものは関係ないらしいです。ただし、バランスというものがこの世界には存在していまして、どちらか一方が強いと心身共に崩れてしまう恐れがあると言うことです。

ポジティブだけが良いというのではなく、ネガティブも大事。
ただバランスがそれ以上に大事だよと言うことです。

じゃあどうすれば良いのか。
私が何故こんなにも悩みがなく毎日楽しく生きていると見られるのか。

個人的な考えを述べます。
私の、気持ちの切り替えが馬鹿くそ早い超絶ポジティブ思考は、それは「人生って不幸や苦難の連続だよなあ」っていうある種の覚悟とも言える主義の上に成り立っているからポジティブとネガティブは表裏一体なのかなと。
明るい絶望と前向きな諦めという感じです。

例えば、なにか嫌なことがあったとしても、人生というものを大局的に捉えると
「ああ、この出来事は小さいものだな」
と思ってすぐに切り替えることが出来ます。

かの喜劇王チャップリンは昔、このことに関して言葉を残しています。

”人生は短期で見ると悲劇の連続だが、長期で見ると喜劇である”

言い得て妙ですね。まさにその通りだと思います。

全ての命あるものあるあるとして「」があります。
ゴールがここまで明確で、且つ自然とそこに向かっていくので何をしても無駄なんですよね。みんな死ぬから。

ってことで、時には立ち止まって内省することも必要だけれどもまあ基本的に気楽にいこうよ。が自分の中のポジティブ思考の発端だと思っています。

ポジティブでいることが人生を快適に過ごす重要なことである!!
というポジティブ至上主義が横行しているように思えます。
SNSでも「人生楽しんだもんがち卍」、「死ぬこと以外かすり傷卍」などの文句が蔓延っています。

これは自慰行為的ポジティブで、他者が見えていないので壊滅すれば良いのにと思っています。



はい、終わり。

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