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アタリショックが止まらない

アタリショックといえば、
ファミコン発売以前にアメリカで起きた、
家庭用ゲーム機市場の崩壊現象のことで、
任天堂の成功と共に長く語られてきた歴史的な事象でした。

そのため、
アタリショックというネガティブ要素と比べると
アタリブランドがあまり知られていないことが
本当にショックです。

日本のゲーム機で、
日本向けに発売されたアタリのゲームと言えば、
HAL研究所が低価格帯でまとめて発売した
スター・ゲイト』(1987 FC)、
ミリピード 巨大昆虫の逆襲』(1987 FC)、
ジャウスト』(1987 FC)あたりが有名ですが、
印刷物を回し見しても、
コピーライトくらいしか「ATARI」が見当たらないのが、
非常にショックな出来事でした。

2000年代には、
インフォグラムがアタリブランドを継承したのもショックだったのですが、
インフォグラムジャパンがアタリジャパンに改名した後発売した
ミッション・インポッシブル Operation Surma』(2004 PS2)や
スタントマン』(2005 PS2)
などのパッケージにしっかりとアタリロゴが復活していたのは、
感慨深い出来事でした。

その後のアタリジャパンの動向がわからないのも、
ある意味ショックなのですが、
アタリジャパンから
アタリミックス ハッピー10ゲームズ』(2005 NDS)が、
マイクロソフトからも
Atari Anthology』(2005 Xbox)
が発売されているので、
あまりショックばかり受けずに、
アタリショックの頃のアタリのゲームを楽しんで
アタリショックを忘れてください。

そんなことより、
個人的には『グローランサー』(1999 PS)
のパッケージに「この文章はアタリです。」が連発している
アタリショックを止める手立てがなかったことの方が
気になって仕方がありません。


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