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スポットが厄介そうだからってBANしてはいけない

1992年10月16日に
ファミリーコンピュータ版『スポット』(1992 FC)が発売されました。

ついでにゲームボーイ版『スポット』(1992 GB)も
1992年10月16日に発売されているので、
ファミコン版『スポット』とゲームボーイ版『スポット』の
どちらも30周年を迎えたことになります。

スポット』ではボード上にあるコマを隣のマスにも置くクローン、
離れたマスにコマを移動するサイドスキップやスキップの
3種類の移動方法を駆使して、
隣接するマスにあるライバルのコマを自分の色に変えていく、
ちょっと厄介なルールのゲーム。

ゲームボーイ版『スポット』は
対戦ゲームとしては厄介な
通信ケーブルに対応していないゲームなのですが、
ゲーム機一台とゲームソフト一本だけで
対戦プレイを実現していました。

それに対して、
ファミコン版『スポット』は
シンプルに1~4人までの対戦プレイを実現しています。

しかし、
このファミコン版『スポット』は
コントローラ1は
「1人でプレイする時と3人でプレイする時に使用し」、
コントローラ2は
「2人でプレイする時と4人でプレイする時に使用」
するというコントローラの扱いに
ちょっと厄介な仕様が組み込まれていました。

ところがこの説明はおかしくて、
実際には3人プレイの時にも
コントローラ2は2プレイヤーが使用するし、
4人プレイ時にもコントローラ1は
1プレイヤーと3プレイヤーが交代で使用するわけで、
わかりにくく書くことで厄介なゲームのフリをしている疑いがあります。

スポット』はアメリカの人気者SPOTがボード上を飛び回る、
アメリカで大人気のBANゲームなので、
厄介そうに見えるという偏見からBANしないで、
気軽に遊んであげてください。


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