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本物の伝説のスターは偉大な伝説の名を遺す

2002年9月6日に
伝説のスタフィー』(2002 GBA)が発売されたため、
伝説のスタフィー』が20周年になりました。

伝説のスタフィー』といえば、
星型のスタフィーが活躍するマリンアクションゲーム。

「星のカービィ」シリーズのカービィと同じ子供向けのビジュアルで、
より星に馴染みのあるキャラクターゆえに、
いろいろな意味で「星のカービィ」シリーズとぶつかるタイトルでした。

しかしそれでも「伝説のスタフィー」シリーズは
2003年に『伝説のスタフィー2』(2003 GBA)、
2004年に『伝説のスタフィー3』(2004 GBA)
という1年1タイトルのペースで順調に発売され、
ニンテンドーDSでも
2006年に『伝説のスタフィー4』(2006 NDS)が発売されて、
任天堂のどのタイトルよりも順調にシリーズが展開されていました。

しかし、
タイトルからナンバーが外れた
伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団』(2008 NDS)
が2008年に発売されるとその後の展開が見られず、
今ではすっかり伝説の存在になってしまっています。

任天堂で伝説と言えば、
ゲーム&ウオッチやゲームボーイの生みの親で、
1996年に任天堂を退職すると株式会社コトを設立するも、
1997年に事故死してしまい、
ワンダースワンのロンチタイトルの『グンペイ』(1999 WS)
に名を遺している横井軍平さんを思い出します。

また、
1949年から2002年まで半世紀以上に渡って
任天堂の代表取締役を務め、
2013年にお亡くなりになった山内溥さんもまた
伝説の人と言えるでしょう。

伝説のスタフィー』のスタッフクレジットを見ると、
「エグゼクティブプロデューサー」に
「やまうちひろし」の名前があるのは当たり前として、
「スペシャルサンクス」に
「よこいぐんぺい」の名があるという奇跡が起きているため、
伝説のスタフィー』こそが本物の伝説のスターなのです。


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