どうも、「酒の穴」です

私、スズキとパリッコさんとで「酒の穴」というユニットを結成することになりました。

「酒の穴」とは、日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場のことで、それは必ずしも居酒屋やレストランでなくてもいい。むしろなんでもない原っぱとか、川沿いの公園とか、観光地の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと思う。

みなさんも、夏の暑い日に海の家で飲んだ生ビールが、どんな高級店で飲んだものより美味しく感じられた経験があるのではないだろうか。

ある時、東京でも有数の酒タウンである立石の名店で飲んでいた際に、相席になったスーツ姿の紳士が胸ポケットの中から手帳を取り出して見せてくれたことがある。そこには登山記録がボールペンでびっしりと書き込まれていた。毎月1~2回、手ごろな山を探しては一人で登山に出かけるというその紳士いわく、「このお店も美味しいですけど、山を登って山頂で飲む缶ビールにはかなわないんです」。紳士は、リュックサックに缶ビールを何缶かつめて山頂を目指し、そこで飲む極上の一杯を味わうために登山を続けているのだ。

私もパリッコさんも居酒屋の美味しいお酒とおつまみが大好きなので、それはそれでもちろん最高なのだが、「ひょっとして、居酒屋以外にもこの世の中にはまだ知られていない酒スポットや酒の楽しみ方があるのでは?」とも思っている。そしてそれを探求するユニットが「酒の穴」なのである。

節度を知り、他人に迷惑をかけないことをモットーに、酒の可能性を探し求めさまよう。この場を借り、地道にその活動報告をしていけたらと思う。

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酒の穴

パリッコとスズキナオによる酒の可能性追求ユニット。川面を眺めて酒を飲んだり、住宅街を散策したりするといった活動が中心。

アバウト

「酒の穴」について
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