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クラウドソーシング/Webライターが複数案件に応募するとどうなる?[#008]

いらっしゃいませ!

50代のライター生活へようこそ!マスターのサケサカです。

フリーランスでも副業でも、Webライターとして一定以上の収入をあげようと思ったら、複数の案件を受注していかなければなりません。

今回は、そんなWebライターに必須のタスク管理のお話をします。

収入と仕事量の関係

まず大前提として、Webライターを続けていく場合に文字単価1円というのは、最低限の報酬額となります。

これ以下の報酬額の案件は、ごく初期に練習のために受ける案件としてはいいかもしれませんが、まともに稼いでいくためにはあまりにも手間と報酬のバランスがあっていません。

それは初心者にとっても同じことで、自分の大切な時間を切り売りしてお金に変える以上、必要以上に自分を安売りをしないという心構えはしておいた方がいいです。

それを踏まえた上で考えると、例えば副業ライターが月に5万円の収入を得たいと考えた場合、単純に月に5万円÷1円で5万文字を書けば、達成できる数値(手数料や税金などの細かい部分は省く)。

ところで、今あなたの執筆スピードはどの程度ですか?

1時間に1,000文字書けるとすれば、5万文字は50時間で書き上げることができます。

また、1記事の文字数が平均3,000文字だとすると、5万文字は大体16~17記事ですね。

つまり、平日も休日もならして考えた場合、1日1.5時間の執筆時間を確保し、2日で1本強の記事を書き上げれば、月収5万円というのは実現可能となります。

もちろん、初心者の場合は1時間に500字程度しか書けないということもあるでしょうが、それでも1日の作業時間を3時間程度確保するか、1日2時間ずつ土日に5時間ずつでも作業できれば、実現可能な数字です。

とはいえ現実には、初心者のうちは月に16~17本の受注という方が難しいかもしれませんね。

ではどうすればいいかといえば、その答えはたった1つ。

クラウドソーシングなどの募集案件に、数多く提案文を送るということです。

もちろん、案件探しと提案文作成という作業時間も取られますが、これをしない限りあなたがのぞむ収入を得ていくことは、絶対にできません。

初心者特有のマインドブロック

ここで初心者特有のマインドブロックがあります。

それは「複数案件に応募して、自分のキャパシティオーバーとなる案件が取れてしまったらどうしよう」という考えです。

こうした疑問は日々Twitter上の投稿でも見かけますし、私が主催するライター交流会【ライターズバー】などでも、実際に相談を持ちかけられたりすることもあります。

しかし、まずもっての大前提として、初心者のうちはそんなにポンポン案件には受かりません

それは多くの初心者ライターが、はじめての案件を獲得した時に散々体験しているはずなのですが、いざ複数案件に応募しようとすると尻込みしてしまうのでしょう。

また、今まで1件も受注したことのない駆け出しライターであればなおさらです。

なんの実績もないライターが仕事を獲得するというのは、そんなにかんたんなことではありません。

たくさんの案件に応募して、たくさん落選したり、テストライティングをくぐり抜けられなかったりすることは、当たり前のことです。

現在稼げるライターになった人も、こうした経験をくぐり抜け、それでも多くの案件を受注して記事を書き、実践的に学んできたからこそ今があります。

Webライターとしてデビュー当時は、まずできるだけ多くの案件に応募して、少しでもたくさんの案件を受注することを目指すのが、稼げるライターになる唯一の近道です。

複数案件のタスク管理をしてはじめて一人前

では、実際に複数案件が受注できてしまった場合はどうすればいいのでしょう?

キャパオーバーだからといってどちらかを断りますか?

もちろん、どうしようもない場合はそれも視野の1つに入れるべきですが、まずは2件でも3件でもしっかりとスケジュールを決めて、計画的に執筆をすれば大丈夫。

こうした1つひとつの案件のスケジュールを考えることを、俗にタスク(最小単位の課題)管理といいます。

このタスク管理ができて、はじめてホントの意味での一人前のWebライターといえるのです。

例えば、同じ日に2件の仕事が、しかも納期2日後なんてスケジュール感で舞い込むなんてことは、よほどの売れっ子ライターにでもならなければ、そうそうありません。

せいぜい、1週間後の納品が2記事重なるという程度でしょう。

であれば、2日で1記事目を仕上げ、1日予備日を設けてその後2日でもう1記事を執筆。

これで5日間です。

1週間後、つまり7日後の納品であればどちらも余裕で間に合いますし、さらに2日の余裕が取れているため、修正作業にも対応できます。

ようするに、1週間で2記事あげなければいけないのではなく、3日で1記事書くのを2回繰り返すだけです。

これが初心者のうちだと、「1週間で2つの案件が重なってしまった。どうしよう」という思考に陥ってしまうんですね。

どんなに案件が重なって受注できても、こうして【タスク】にわけて考えることができれば、なんの問題もありません。

後は〆切順に優先順位を決めて、ただ黙々と書いていくだけです。

おすすめタスク管理ツール【Trello】

限界を超えろ!

それからもう1つ「キャパオーバー」という問題があります。

キャパオーバーになってしまったらどうしよう?という恐れがあって、複数案件に応募できないという初心者ライターが多いのは事実です。

しかし、実際にあなたのキャパオーバーはどれくらいか知っていますか?

先ほど作業量と報酬の計算をしましたが、実際にあなたが書ける1時間の文字数や、1日に書ける記事数を把握しているでしょうか。

これがわかっておらず、だというのにまだ実際には獲得していない「複数案件同時受注」というできごとに、妄想で恐怖しているだけという人も多くいます。

だからこそ、もしかしたらキャパオーバーかと思えるぐらいの仕事が受注できるのであれば、あえて受注してみましょう。

数多くの案件を抱え、必死で作業することでホントの自分の限界は見えていますし、なによりそうすることでしか限界を超えることはできません。

ほんとに「これは無理!」というほどのキャパオーバーとなる仕事が受注できてしまったら、その段階でできるだけ納期に余裕のある仕事から、クライアントにていねいなお断りの連絡を入れることも可能です。

クラウドソーシングで提案文が受理された(合格した)からといって、必ず契約をしなければいけないわけではありません。

タスク管理上どうしても無理と判断したら、断るということも選択肢に入れても構わないでしょう。

けれど、一回ぐらいは自分が限界を感じるくらい必死に作業することも、自身のスキルアップのためには絶対に必要です。

最初は複数案件に応募したからといって、そんなに取れなくて当たり前。
取れたとしたらしっかりとタスク管理を行い、限界までチャレンジしてみることが成長につながる。

こういったことを意識して、ぜひとも稼げるライターをめざしてみてください。

では、また明日!

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