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【東北編】DAYS 2|秋田

「おいしいお酒を飲みたい。」そう思うたび、ふたりは旅へ。写真家・飯本貴子とOLラッパー・ノセレーナによる、飲酒記録です。

2018年11月23日 秋田

From IIMOTO point of view

昨夜はコンビニで水を1ℓ買ってきたようで、起床後飲み干してホテルを出る。
外に出たら、街灯の光を受けた雪が、ゆっくり舞うように見えた。(実際は、凄まじい吹雪だった。)
りんごジュースを買い、電車に乗り込む。


男鹿に着いても雪は舞っていたけど、市場へ向かう途中に止んだ。
しょっつるを買ったり、大量のはたはたを眺めながら市場の食堂の開店を待つ。
煮付けの定食と迷ったが、魅惑の海鮮カレーは贅沢カレーだった。
駅前の市場を散策し、電車を待つ。待合室でおばあちゃんに謎に褒められる。

秋田といえばということで、酒造見学を。
酒造で出会った人は皆とても丁寧で、優しくて、あたたかい。美味しいお酒の秘訣って実はこれかもしれない。
乗り継ぎの駅の待ち時間が長く、スーパーをのぞいて、ポーキーをつまむ。
飲みたい気分が高まったところで、秋田駅の中で一杯。


ふかふかのお布団が敷かれたホテルに荷物を置き、タクシーで予約していた酒盃へ。
とても落ち着く木造のカウンターに、ノセちゃんと並んで座る。
カウンターの奥の戸棚にはびっしりと酒器や器が並んでいて、それを眺めるだけで楽しい。
初めて見る野菜料理などが並ぶ八寸には、天の戸の熱燗を。次々と出てくるお料理に感動しながら、それに合う日本酒を頂く。最後の締めには、辛味大根の絞り汁を入れてツルツルとお蕎麦。
和食と日本酒の良さを味わい尽くしたのだった。

From NOSE point of view

午前4時起床。ねむい。朝、お茶を沸かしてがぶがぶ飲む。チェックアウトしてホテルを出ると、辺り一面雪景色!白い絨毯をいちばん乗りで踏みしめるのは楽しい。5時30分、青森駅の始業時刻に駅到着。りんごジュースだけが売ってる自販機があって、品種別に味のバリエーションがある。さすが青森。私が知ってるりんごジュースと比べものにならない位フレッシュで美味しかった。
BGM♪KID FRESINO『Concidence』

男鹿海鮮市場へ向かい、食堂で海鮮カレーを頂く。魚介のダシがしっかりしていて、贅沢。ほたて、いか、えび、などゴロゴロ入っている。その後追分(おいわけ)で降り、スーパー「ナイス」に立ち寄る。

飯本さんが「ポーキー」を購入。豚肉のジャーキーで、おつまみに最適。14時、羽後飯塚で降りる。フランスの写真家シャルル・フレジェが撮った「さぎ舞まつり」がある場所だ。(2017年の酉年、私はこの写真にインスピレーションを受け年賀状用のイラストを描いた。)小玉酒造を見学。お酒は(物理的に)溺れたら、死んでしまうらしい。

夜はちょっと奮発して予約した料理屋さんへ。手しごとの凄みを感じた。大人最高!二軒目に行ったお店で「ハタハタの塩焼き」を食べる。タマゴがどぅるどぅるしていて、戸惑った。

(DAYS 3|秋田~岩手につづく)

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