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2019 #プリンスリーグ九州 第7節 九州国際大学付属高校 vs #ロアッソ熊本ユース

高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ 2019 九州
第7節 2019/05/11(土)@九州国際大学グラウンド
ロアッソ熊本ユース 1-1 九州国際大学付属高校
 前半 1-1:谷山 湧人(←廣田 勇心)
 後半 0-0

順位表

順位 チーム名 勝点 勝 引 敗 得点 失点 得失点
---------------------------------------------------
5(↓) ロアッソ熊本ユース(熊本県) 9 2 3 2 11 10 +1

レビュー

リーグ戦中断前の試合。相手は試合前時点で2位につける九州国際大学付属高校。終盤の相手の猛攻をしのぎながらもアウェイで貴重な勝ち点1をもぎ取りました。

前半

前節からメンバーを2人入れ替えて挑んだこの試合。1年生の15MF谷山湧人(ゆうと)選手がスタメンに抜擢され、故障で離脱していた3年生の3DF吉井凌雅(りょうが)選手も復帰しました。

しかし立ち上がりから相手の強度の高い守備に苦戦してなかなかボールを運べません。カウンターなど相手の攻撃はきっちり跳ね返し続けていましたが、自陣深くの相手のロングスローでぽっかり相手10番をフリーにさせてしまい失点。その後もすぐにボールをロストしてショートカウンターを受け続ける苦しい展開が続きました。焦ってしまいハイプレスを怖がって無理目なパスをカットされボールが繋がらない悪循環。

前半の飲水タイムをすぎると11FW小野田涼(りょう)選手が前から相手のボールを奪ってショートカウンター。相手にクリアされましたがこのあたりから攻勢に出れるようになりました。特に13DF大林拓真(たくま)選手と7MF尾下真輝人(まきと)の右サイドで攻撃が作れるようになっていきます。

そんな中、8MF田尻康晴(こうせい)選手が右サイドで相手からボールを拾うとすぐに左に展開。谷山選手がワンタッチで左サイドの10FW廣田勇心(ゆうしん)選手にパスを出すと自分は前のスペースへ。廣田選手がそのスペースにスルーパスを出すとゴール前まで上がっていって角度のないところからシュート。これが見事に決まり同点となります。1年生のシュート技術の高さもさることながら、やはりいい守備からの攻撃が得点を生んだと思います。

その後やや押されますが大林選手が1対1で突破させなかったり、相手カウンターを2人で挟んでつぶしたりと徹底的に守りきり前半を終えます。

後半

後半は相手の勢いを受ける形となってしまい防戦一方になってしまいました。1GK上田龍朋(りゅうほう)選手が相手カウンターを弾く好プレーでチームを助けます。

相手がハイプレス→ボールを持ったら即ロングボールというシンプルな攻撃を何回も何回も繰り返してきて非常に厳しい展開になっていきます。壁として立ちはだかったのが5DF片桐羽馬人(はまと)選手です。とにかく空中戦で負けない。すべて跳ね返し続けました。4DF巖真都利(まつり)選手との連携もよく、チャレンジ&カバーが的確にできていたため、攻め込まれている割には決定的ピンチはほとんどありませんでした。

ただ、守れてはいましたが攻撃にはなかなか転じられませんでした。特にセカンドボールが取れないので難しい展開になってしまいました。それでも我慢し続けて最終盤にはこちらの攻めの時間帯に。しかしシュートが味方に当たったり、コーナーキックの流れのこぼれ球を枠の上に飛んでしまったりとゴールはならず。1-1の引き分けとなりました。

試合終了

アウェイで上位相手に耐えきって勝ち点1。悪くない結果ではありますが、試合後の選手たちの表情が物語っていた通り悔しい引き分けでした。パスの連係ミスも多くシュート自体も少なかったです。ただ守備は本当によかった。応援していた相手のベンチ外メンバーも「全然点が取れない」と悔しそうでした。

引き分けの悔しさは次の試合にぶつけるしかありません。プリンスリーグ九州はしばらく中断となり、次は全国大会の九州予選であるクラブユース選手権が行われます。初戦に勝つかどうかで全国大会までのスケジュールが変わっていきます。絶対に勝利を!期待しています。

試合情報

第30回 九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会
1回戦 vs V・ファーレン長崎U-18
2019/05/18(土)14:00キックオフ
福岡県福岡市 福岡フットボールセンター

2ndチームは下記の日程です。

高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 2019 熊本 2部
第7節 vs文徳高校
2019/05/19(日)14:00キックオフ
宇城ふれあいスポーツセンター

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