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2019 #九州クラブユース選手権 プレーオフ1回戦 #ロアッソ熊本ユース vs 鹿児島ユナイテッドFC U-18

九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会
プレーオフ1回戦 2019/05/26(日)@エコパーク水俣 陸上競技場
ロアッソ熊本ユース 4-0 鹿児島ユナイテッドFC U-18
 前半 1-0:谷山 湧人(FK)
 後半 3-0:小島 圭巽(PK)、小野田 涼(←大林 拓真)、川添 一哉(←谷山 湧人)

トーナメント表

レビュー

Jユースの夏の全国大会である日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会に向けたトーナメント戦。1回戦で敗れたロアッソ熊本ユースはプレーオフに回り、全勝することで全国大会への道が開けます。盤石の試合運びでまずはプレーオフ1回戦を突破。2回戦へと駒を進めました。

前半

メンバーを変更して挑んだこの試合。序盤は相手の圧力もあり押し込まれる展開に。ビルドアップへの圧力は想定の内ではありますが、セカンドボールを拾えずに波状攻撃を受け、苦しい時間が続きます。1GK上田龍朋(りゅうほう)選手のナイスセーブなどでしのいでいきます。

しばらくすると怪我から復帰の6MF竹坂悠汰(ゆうた)選手がブランクを感じさせない動きで全体をケアしていきます。時間が経つにつれやや持ち直してきましたが、チームとしてはシュートまでなかなかいけずに時間が過ぎていきました。

この状況を打開したのはスーパールーキーでした。10MF樋口叶(かける)選手がもらったペナルティエリア前のフリーキックを蹴ったのは1年生の24MF谷山湧人(ゆうと)選手。相手ゴールキーパーが一歩も動けないスーパーゴールを突き刺しました。

立ち上がりのうまくいかなかった時間帯を我慢できたことでセットプレーから1-0。悪くない試合運びでした。

後半

後半はパスカットをされてからピンチに。奪われてから嫌な位置でミドルを撃たれましたが、このときに攻撃から守備への切り替えを見越して事前にカバーができていたため、相手が確率の低いミドルを撃たざるを得ない状況ができていました。全体としてあわてずに対応できていたと思います。

パスカットされてからはしばらく攻め込まれてしまいましたが、途中交代で入った小島選手が果敢にペナルティエリア内に侵入してPKをもらいます。これを自らきっちり決めて2-0。この得点は大きかったです。

その後もクロスから11FW小野田涼選手と、途中交代で入った20MF川添一哉選手がそれぞれ決めて4-0。試合を決定づけました。4-0のまま試合終了となり1回戦突破となりました。

試合終了

終わってみれば大勝ではありますが、立ち上がりやパスミスからの悪い流れといった、試合の分岐点となるところで失点しなかったことが勝ちに結び付いたと思います。何より怪我人の復帰は朗報でした。

しかし。当面の目標はあくまで全国大会出場です。試合終了後の表情を見ても、また、その後行われた2ndチームの練習試合を見ても、そこはブレていないと思いました。残り2つ、勝ち進んでほしいです。

試合情報

第30回 九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会
プレーオフ2回戦 vs 西南FC
2019/06/02(日)17:30
福岡県福岡市東区 福岡フットボールセンター

全国大会まであと2勝!
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