見出し画像

2019 U-15サッカーリーグ2019九州 第11節 #ロアッソ熊本ジュニアユース vs サガン鳥栖U-15

高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2019九州 第11節
2019/06/09(日)@嘉島町総合運動公園多目的競技場
ロアッソ熊本ジュニアユース 0-2 サガン鳥栖U-15
 前半 0-1
 後半 0-1

レビュー

ロアッソ熊本ジュニアユースU-15もリーグ戦が再開。10試合が終わって3勝2分5敗得失点差-4で7位と黒星が先行しています。独走のサガン鳥栖U-15と追走する日章学園中等部以外は相変わらず中位集団としてまとまっており、1勝すればわからない状況が続いています。

そんな中、対戦相手は10戦無敗のサガン鳥栖U-15。前回の対戦では防戦一方で0-3という結果でしたが、今回ジュニアユースのメンバーは立派に立ち向かいました。

前半

相変わらず”強い”印象のサガン鳥栖U-15。しかし前回対戦とは打って変わって球際で戦えるようになっていました。ネガティブトランジション、攻撃から守備への切り替えが前回と比べて早く、ボールを奪われてもしっかり守りきれていました。0-0ということもあり声もしっかり出ていたように思えます。全体を通して組織立って守れていました。

ただ、攻撃時にエリア内でチャンスになるとシュートの意識ができていないのか、誰かにパスしたりコントロールを失ったりでロストするもったいない場面が頻発していました。それでも右サイドからマイナスのクロスに合わせてシュートを放つなど、パスで崩してゴールを奪うという意図は見えていました。

しかしサガンは本当に中学生かと思うくらいに強かったです。この日は剥がしても剥がしてもうんざりするくらいにプレスがきました。しかもボールを持って中盤まで入るといつの間にか1対4の状況になっていたりします。そんな苦しい中、エリア内で反転シュートを決められ失点。0-1となります。

大事なのは失点後でしたが、飲水タイムも挟んだおかげかバタつかずにプレーができていました。前回対戦では苦労していたビルドアップも、アンカーへの斜めのパスでプレスの壁を剥がしてチャンスに繋げたりとかなり修正されていました。おかげでワンサイドゲームにならずに面白い試合展開に。

後半

後半は少し押されはじめます。相手の攻め込まれて自陣のスペースがない中で、パスを繋げようと難しい選択をしてピンチを招くというシーンが続きました。状況判断して大きくクリアでプレーエリアを押し戻すと、カウンターから波状攻撃でチャンスを作り出せていました。

うまく相手の勢いを削いだと思いましたが、そこは首位を走るサガン鳥栖。右サイドからクロスかシュートかの速い弾道を決められ失点0-2。その後は上手に時計を進められてしまい、そのまま敗戦となりました。

試合終了

前回まったく敵わないと思えた相手に、点差はほとんど変わりませんが内容は大きく変わっていました。これこそが育成年代に大事なことではないかと思います。劣勢の中でもチャレンジし続け面白い試合となりました。だからこそ得点を決めたかったですし、勝ち点に結び付けたかったです。

この試合の結果、順位は9位と下げてしまいましたが、4位との勝ち点差3とまだまだ挽回できる位置にいます。1位のチームの次は2位のチームである日章学園と厳しい戦いが続きますが、何とか勝ち点をもぎ取ってきてほしいです。

試合情報

高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ 2019 九州
第12節 vs 日章学園中等部
2019/06/16(日)11:00キックオフ
宮崎県綾町 綾小田爪陸上競技場

ジュニアユースも6月末より全国大会の予選が始まりますので、こちらも応援よろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?