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日本の「安定」は世界での「負け」

スタートアップで働く

スタートアップは、私たちが、最も自由かつ最大限挑戦できる領域の一つだ。

「知らない悪」を変えよう
「知らない」ままで未来の可能性を狭めてしまうことを「悪」と表現している。

スタートアップ
革新的な技術やビジネスモデルの事業を営み、社会に新しい価値をもたらしながら、短期間で急成長を遂げる意欲をもつ企業群

インプット無くして、アウトプットはできない
1、どれほどの失敗の連続を経てきた人間であっても、日本国内で上場企業の社長になれるチャンスがある
2、「知らない悪」と向き合い、みずからの「視座・視野・視点」のコントロールを行えれば、人生や未来は変えられる

「視座・視野・視点」のコントロールを行うために重要なこと
インプットを習慣づける
インプットした事柄によって、社会や世界に「自分のものさし」を作り、現在地をプロットする

人間が選択できる最も美しい行動は挑戦だ
現在の社会環境において、人生はどのように形成されるのかについて、もっと逆算思考で向き合わなければならない

自分がどういった人生を歩みたいのか、どのような生活水準を担保したいのか」を逆算すると、どれだけのお金が必要なのかもわかってくる

スタートアップは、私たちが、最も自由かつ最大限挑戦できる領域の一つである。
経営に携われたり、自分の意志を事業に込めたり、とビジネスにおいても様々な経験が可能になる。仮に失敗しても挑戦者は称賛され、リベンジも十分にできる
誰かが未来を変えてくれるのを待つのではなく、未来は自分で変えていける。「知らない悪」を知り、乗り越え、「自分にも成し遂げられる」と一人でも多く挑戦していく。

「何のために生きているのか」「私たちはどれだけ素晴らしい可能性があるのか」「100年間生きたらどれほど素晴らしい事を世の中に残していけるのか」

第一章
なぜ、今、スタートアップなのか

スタートアップは特別なものではなく、大企業の前身である
「より強い意志」と「挑戦心」を持っていることが前提となった仲間の集まりである
まだ世の中にその社会課題を解決できる存在がいないのであれば、やはり誰かが作らなければいけない。これこそがスタートアップが生まれる価値の一つである
人間の欲望や欲求は様々であり、それらをストレートに表現する方法としてビジネスを作り、対価を得ていく事を目指すことも企業につながる。
課題解決や目的達成に対して、挑む姿勢や成長する意欲にこそ「スタートアップ」は宿る。成長し、世界へ影響力を持っていきたいという意志と戦略を持つか否かが、単なる中小企業とスタートアップの差を分ける。

スタートアップの定義:経済産業省
1、新しい技術の活用、斬新なサービスなど新規制がある
2、加速度的に事業を拡大することを目指す
3、創業から間もない、比較的創業年数の若い企業

キャリアを設計する上で大切なのは「やりがい」と「経済合理性」の両立だ
スタートアップではこれが叶う

人生で必要な資産を逆算する
健康寿命がより長くなり、可処分所得が変わった分、ただ守るだけでは難しい時代になった。攻めも必要になったという事実も「知らない悪」の一つだ
必要な資産を確保することは、より大きな挑戦ができる可能性にも繋がっていく

企業価値を向上させようとすれば、仕事や自己成長に対する向き合い方も変わってくる。
スタートアップは社会や未来の課題解決を志向する。そのため成長すればするほど、課題は解決され、人類や生活にイノベーションを起こす可能性も高まっていく。早い段階からスタートアップにジョインできれば、ビジネスによる成長を心から楽しみ、キャリアはより最高のストーリーになりやすいはずだ。
GAMAFだって同じ人間が作ったものだ。
あらゆる会社は自分と同じ人間の「誰か」が真摯に学び、目標を据えて、怠惰を超え、素晴らしい仲間と時代を歩みながら作ったものに他ならない。

世界のビジネスパーソンはスタートアップに対する捉え方が大きく違う。
エリートが選ぶキャリアの序列は、
第一に「起業」
次に来るのは「次世代のGAFAM」になりそうな「pre-IPO(株式公開が望める)スタートアップへの転職」
自分の能力を旬のマーケットにあて、給与報酬だけでなく株式報酬も得られることを狙う。さらに世界を変えるイノベーションにも協力できる。

誰もがただ生きるのではなく、自分が持つ本当の可能性に気づけていない一人でも多くの人にこういった「事実」に気づいてもらいたい。
自ら生き方を変え、日本のアップデートのためにも、スタートアップなどの新産業をいかに組み込んでいくのかを考えていかなければならない。

日本人は働くことへのエンゲージメントが先進国の中で最低レベル。
「なぜ、その会社に勤めているか」の理由を語ることができない。日本ではキャリアを主体的に選択するという「キャリア教育」が学校過程で不十分であることに加えて、仕事に対する思想や思考に関する学びを得る機会が少ない。
どんなチャンスと可能性があり、何を成し得て死んでいくのか」という人生の大きな主題の一つとも言えることへの眼差しが養われないまま社会に出るケースが多い

世の中の起業家全てが、必ずしも自分自身の「やりたいこと」で起業し、成功しているわけではない・起業準備や事業に取り組んでいるうちに「やりたいこと」が変わったり、新たに「やるべきこと」が見つかったりする人もいる。どこかでピボット(方向転換)が起きる

普通である人にとって大事なのは、何かしらのチャレンジや方向転換する際に、「こんな素晴らしい機会はない」と捉えることである。
自分の価値観からすれば選ばないような選択肢だとしても、その可能性を一度前向きに検討してみる。

第二章
スタートアップへ転職する前に知っておくべきこと

キャリア設計で考えるべき「安定」と「安心」
日本の「安定」は世界での「負け」

どうすればいいか、
勝てるキャリアを設計して、進む
日本人はキャリアを選択するスキルを教育の段階で得ることができず、その手法を見つけないままに社会へ出る人が圧倒的多数である
キャリア設計について、社会に出てから学ばなくてはならない

賃金は増えず、退職金の制度は崩壊し、税金は上がる。可処分所得は減っているにもかかわらず、長生きするだけで生活コストは余計にかかってくる。
世界基準で見れば、日本経済は先進諸国からどんどん離されていく時代にある。
だからこそ、責めなければ負けてしまう。

「誰がこんな日本にしたのか?」
「日本に住む諸先輩方と自分たち」しかあり得ない。
世界中が成長を遂げる中で、日本が思い込みの安定にすがり、一生懸命に励まなかった末路でしかない。

キャリア選択のスキルを持たない人が多い。
キャリアを選ぶスキルを持っていない=キャリア情報の弱者
に対して人材サービスは多くの情報を売り込みやすくなる

HR事業者はキャリア情報強者であり、スキル面でも優位。コーチングスキルを活用して、相手の話を傾聴し、望む選択肢を提案すれば、納得度も高まる。
転職を考える人もキャリアを選択し未来を作るためのスキルや「視座・視野・視点」の向上が必要。インプットが欠かせない。

スタートアップカンファレンスや勉強会に参加する。

どうせ働くなら、この世に生を受けている限りは面白く、最高なものにしたほうがいいだろうと思う。どうせ働くなら、良い仲間と共に、良い未来を作れたほうがいい。その環境下で「やりがい」と「経済合理性」を両立できる策を図っていく

あなた次第で、どんな人生にも切り替えられるはずだ

スタートアップで働くために特別なスキルは?
「よく学ぶこと」
「専心すること」
 無になってやり切る
短時間でより高い水準をやり切ったら、人並みのことはできる。
そのうち効率を上げていけると一番になれる。
大切なのは最初から人並みを目指さない。
努力は「短期間に集中して努力して、実現できたら1回休む」

スタートアップ転職のメリット
1、市場的に旬の環境に身を置くことで、人生の推進力を上げられる
2、給与面やキャリア形成も含めた総合的な判断がしやすくなる

そもそも学校を出てすぐに選んだ職業やキャリアがベストかどうかは誰にもわからない。「たまたま」見つけた場所からベターな選択をしたに過ぎない

機会は自ら取りに行かないと得られない

働く前に始められること
1、インプットを変える
水は上から下にしか流れない。
自分にとって一番大事で、一番影響力のあることから始めることが大切である

2、ペインを乗り越える
ペインとは強い課題感
自分がやるべきことだと決めて、内発的な動機ができると、人は何をしてでもやろうとする。
やはり自らが意志を持って動くことで、人は変わっていける

3、自分を知る
キャリア選択とは「自分の際」を知ることである
評価を受ける機会を持つことで、今の自分の立ち位置や社会との境界線といったものが見えてくる。

4、旗を立てる
スタートアップに触れる環境に飛び込もう
「自分の価値観を揺さぶる人」と出会える機会を持つこと
全く違う人間がやっているのではなく、同じ人間。

第三章
どのスタートアップに転職すべきか

創業
シード
アーリー
ミドル
レイター
シリーズA、Bあたりを狙う
この人と一緒に乗った船が沈んだとしても後悔はしない」と思えるようなら、飛び込んでも良いかもしれない

自分が「普通」だと感じる人にこそ、果敢に「旬」の市場を狙って、勝ち馬に乗りにいくことを勧めたい
そこに身を投じることで、環境も情報も変わる

第四章
スタートアップ転職の成功事例

自分の成長のためには、今のうちから矢面に立たざるを得ない環境に、時間を投資すべきだと考えるようになった
自分の当たり前を疑う
スタートアップは意志変更が早く、変更が行われるときに情報をキャッチアップできるか、変更にスムーズに対応できるかが重要
plan ,do ,plan ,do


大事なのはいかに「旬」と言える場所で、自らの人生と時間を投資できるか
人間は何にでもなれるし、何でも作ることができる
常にインプットし、「知らない悪」を超えていこう。この大切さを知り、
行動できれば、必ず人生を変えていける。



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