北半球と南半球の反転

秋分から始まるフランス革命暦を夜の時間帯だけ採用すると、昼とは違う時間意識を持つことになります。
太陽黄経の円を夏至90°と冬至270°の直線で半分に折って春分点0°と秋分点180°を重ねると、対極の時間意識が同時進行するものになります。

円を半分に折ると表裏が重なるので、回転方向が逆になるように見えますが、平面展開すると同じ方向に回転しています。

身体は昼と夜が交互に訪れるものとして認識していますが、昼と夜は表裏の関係で常に同時に存在します。地球の意識は昼と夜を同時に経験しています。
そして、北半球では春分から夏至にかけて日照時間が長くなりますが、同時期の南半球では短くなります。

日照時間が長くなる時期を北半球と南半球で同時に経験することは実際には不可能ですが、春分点と秋分点を重ねる操作によって昼と夜の反転を創作することで、南半球と北半球で交互に訪れる時期を同じ日に経験する意識のタイムトラベルができます。



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