上昇スパイラルとポータルな度数 3

2の続きです。

人間によって知覚可能な物質領域における出来事は、発生した時点で現象化が終わっていると考えられます。
したがって、出来事に対する反応や無意味な追求に付き合わされてしまうと、本質を見失うことになりかねません。

ゲマトリアは、現象化のプロセスを遡り、その出来事を表す言葉を数字に還元し、エネルギー・コードを特定することで、現象化の「意図」を明らかにします。

現象化のプロセスの始まりに数字が関与していることから、ゲマトリアによって本質を掴むことで、現象の発端となったエネルギーそのものへのアプローチが可能になるでしょう。

無限の生命エネルギーは数字によって特質を帯び、方向性をもたらすデコード形式としての文字には、操作する主体の「意図」が宿ります。

このエネルギー・コードの配列は宇宙の法則に適ったものでなければ無効であり、黄道十二宮(一年:二十四節気)や一日:二十四時間という6のサイクル(360°)による時間の体系は、この宇宙の法則から意識を隔てるために現象界にかけられた覆いのような役割を果たしています。

しかし6のサイクル(360°)の中では生命は定着しないため、7のサイクル(420°)を現象界に導入し、永続する生命エネルギーと連動させることで、何代にも渡る長期的な共同体の運営が可能になりました。この7のサイクル(420°)が、太陽系7天体で構成されるカルデア配列に基づく曜日の一週間です。

そして筆者は、このカルデア配列から、永続のメカニズムとしての曜日の無限循環構造に基づくトーラスモデルを解明しました。
そしてあらゆる問題の根源にある、6のサイクル(360°)の機能不全は、無限の生命エネルギーとの連動を司る7のサイクル(420°)の永続システムについて、政官産学を構築する基盤にその要素が欠落し、そのことに無知であるだけでなく省みない怠慢によるものであると考え、その警告として、曜日ピボット®を情報発信することになったようです。

現象界に埋め込まれた7のサイクル(420°)である曜日は、カルデア配列による無限循環構造を現すことで、霊界と同期する機能を回復します。

現象界で活動する意識にとって、霊界は逆方向に回転するエネルギーです。
通常、現象界における時間は現在から未来へと一定方向に進行していますが、現象界から霊界へと意識を拡大したときに、時間の流れは逆戻りしているかのように見えます。
しかしこれは、逆戻りではなく、未来から現在に向かって来る時間の流れとして再構築すると、霊と物質領域の境界線が崩壊することでもたらされる狂気を回避できます。

双方向の時間の流れ

双方向の時間_カルデアンかるたスプレッド





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