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2月29日(木) 柑橘、粒の違いを観察して1時間

東京の家の片付けをしていたら日付が回ってしまった。お風呂にもまだ入ってないのに。結局4時間程度の睡眠時間で仕事に向かう。

子どもとの関わりというのは1人の他人としてどう向き合うのか、ただそれだけだなと感じた出来事があった。

さっきはごめんね。私もごめんね。どうして泣いてるの?うれしいから泣いてるの。

帰り道、スーパーで新じゃがと文旦を買う。別のスーパーに行くとたんかんが売っていた。屋久島土産のたんかんがゼリーみたいにふるふるで美味しかったのを思い出してたんかんも買う。

私は柑橘が好きで色んな品種を試したくなる。文旦を袋から出すと爽やかで甘い香りが鼻に届いた。いい匂いだよと文旦を持って書斎にいる夫のところまで行った。いい匂いだね。

文旦には種がびっしりつまっていた。眠気に襲われていたけど、文旦の香りを楽しみながら種を取り出し、包丁で皮と実の部分を切り分ける作業に癒やされていた。切りながら食べる。一つ一つの粒がしっかりしているので、狙いを定めて噛むのだ。粒がしゅくっと弾ける食感に夢中になった。

スーパーのたんかんは屋久島土産より味は薄かったけど、しっかり甘い。そしてゼリーのようなふるふるな食感は同じだった。2つの柑橘の粒の違いを観察してたら1時間が経っていた。贅沢な時間を過ごしてしまった。夜ごはんの支度もしなくちゃ…!

夜ごはんを食べた後、久しぶりに『さかなのこ』を観た。ヒヨを演じている柳楽優弥がもうこの世にいない従兄弟の兄ちゃんに似てることに気づいてしまいさっきまで笑いながら観ていた気持ちが一気に静かになった。まだ笑いながら観ていた余韻でちょっと笑っていたけど。パソコンを閉じてお風呂に向かった。

髪を乾かしながら夫にペンネームがしっくりこない話をする。しっくりこなさすぎて永遠に馴染まない感じが気持ち悪いのだ。



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