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3月2日(土) 32歳になりました

朝方また地震が起きた。ベッド上においているねんどの『むらかみ』と『ただひさ』を棚の上に移動させてまた眠る。

むらかみとただひさ

今日は「誕生日おめでとう」とたくさん言われて嬉しくなる日。

のんびり10時に起きて支度をしようと思ったけど昨日の日記を仕上げたくなり、日記の続きをつける。

シャワーを浴びて支度をしながら電話をスピーカー通話にしてガスの解約手続きを進める。時々手を洗う音が聞こえていたかもしれない。

11:45に近所の病院を予約していた。残り40分。お腹がすいたけど支度をしないと間に合わない。そんな私に夫がカレーパンを食べさせてくれた。ドライヤーをかけながらカレーパンにかじりついて衣が風で吹き飛ばされた。口の周りは衣だらけ。

お水も持ってきてくれてごきゅごきゅ飲む。次はハニートーストを食べさせてくれた。私はヘアアイロンで髪を挟みながらハニートーストにかじりついた。

「32歳になっても食べさせてもらってるなんて〜〜〜!あはははは〜〜〜!」

「さきちゃんはどうしていつもギリギリなの。」

「ほんとそうだよね〜〜〜どうして〜〜〜もう間に合わない!行ってくるね〜〜〜!!!」

どうしてかなんて分かりきってる。支度をせずに昨日の日記をつけたからだ。そんな私にカレーパンやハニートーストを食べさせてくれて、時々水を飲ませてくれる夫にこれからももっと甘えていきたい。時々がんばるから甘えさせてほしい。

大人になって、上手く立てたり立てなかったり。立てなくなった時にいつも支えてくれて、私が走り回ってる時はちょっと離れてるところから見守ってくれている夫の存在にいつも助けられている。いつもいつもありがとう。

32歳の年はこの先どれくらい自分の足で立てるようになるのか知るためにも、苦手だったり避けてきたことにもちょっとだけ向き合ってみようと思う。


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