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2月13日(火) 唇がチューリップ

昨日の夜、夫と話しながら冷静さをだんだん失っていく自分に気づいた。私たちは何があっても大丈夫だと思ってるけど、冷静さを保てない程の言い合いをすることもある。

こみ上げる怒りに飲み込まれる原因の一つが私の解釈が極端になりすぎること。最近は、極端になりすぎてるよーどこまで行っちゃうのーと思ったらちょっとだけ立ち止まってとぼとぼ後戻りしながら整理するようになってきた。ほら、そんなに怒ることじゃあないんだよ。ここんところが嫌だったのは分かるけどさ。

とはいえ嫌だったことを飲み込めないから整理した後もどかーんと、ね。私は我慢したり怒ると口がつーんと尖る。尖った口がちょっとずつ開いて、飲み込んだ方がいい言葉たちが飛び出していく。あ、昨日買ったチューリップの蕾は開いたかな。今度唇が尖るようなことがあればチューリップの蕾が開く様子をイメージしてみようかな。いま唇の筋肉をどう動かしたらチューリップが花開く様子を再現できるか試している。

まあまあ激しい言い合いをしている時に私の唇が蕾のままのチューリップになってしまえばいいのに。あたたかいお日さまの光を求めて歩き回ってれば怒りもほぐされて「お腹すいたね」っていつもの会話に戻ったりするかもね。

朝、家を出る前に「ごめんね」を伝え合えてホッとした。こんな時はいつも泣きそうになる。

子どもたちと卒園式で歌う曲の練習をしたらいよいよ声が消えてきた。お休み中ゆっくり過ごしたのにな。ああ〜と思いながらも子どもたちと歌っていたらちょっとだけ泣きそうになった。

前に「こえがでません」って書いた紙をエプロンに貼り付けて過したことを思い出した。その時は、子ども達が私とどうコミュニケーションを取ったらいいのかあれこれ考えて試してくれてた。声が出るとやっぱり喋り過ぎてしまう。明日はもう少し子ども達の力に頼ってみようかな。



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