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うなだれるような出来事こそ、シアワセへの入り口

わたしは、乳がん以外に、子どもの発達障害と不登校を経験しています。その渦中にいるとき、いろいろなことが重なったとき、もうここにはとても書けないような思い、他人にはとても話せないような悩みを抱えたまま、ひとり暗がりにいるような気持ちに何度も陥りました。

ある人は、云いました。
発達障害も不登校も母親がおもな原因だと。

マジメに地道に生きてきたつもりが、自分はひと一人まともに育てられない母親なのかと。
ダメな母親という烙印をおされたような気持ちになり、ひどく落ち込んだものです。

自分のことならば、自分自身が頑張ればなんとかなるものの、子どもは思春期ともなると、親とは全く別の人格と別の人生を生きはじめていて、親の思う通りには決して動いてはくれません。

そして、学校へ行けない状態になってしまったとき、心はすでに健康な状態ではなくなってしまっています。
すさんだ心は、荒れ狂い、病んだ状態に近く、そこへ、自己嫌悪が重なり、自分自身を否定するようになっていきます。
そこへ親自身がオロオロして学校へ行かせようと焦るキモチで接すると、そのキモチは必ず子どもに伝わり、よけいに子ども自身の首をしめる事態になりかねません。こんなときは、とても冷静になることなんてできないし、自分の立ち位置すらわからなくなってしまうものなのだということに気づかされました。

そんなとき、大切なのは、共にその渦中にいてくれる家族がいてくれること。
その次に、外から、灯りをともしてくれる存在やリードして無償の愛を注いでくれるような他人の存在が欠かせません。
真剣に、真摯にものごとに立ち向かっているとき、もう絶体絶命だ!と思いかけたとき、神の使いのようにその誰かはひょっこりとあらわれて、手を差しのべ助けてくれました。

そういう存在があることで、心に日が灯り、一日一日をなんとか立ち上がることができたし、客観的なアドバイスで、もつれにもつれた悩みの糸口が見つかり一気に目の前が明るくひらけることが何度もありました。

信頼できる第三者がいることで、子ども自身も、見ていてくれることをしっかり感じていて、できないことができるようになったり、勇気が湧いてきたり、自信が少しづつ、回復していきます。そうこうしているうちに、いつの間にか底をぬけたことに気付き、状況が徐々に好転していくのです。



 
病気について云えば、宿命であれば、抗うことができないこともあると思います。そうでなければ、生き方のまちがいに気づき、生活習慣やこころグセ、食事の仕方、思考、メンタルを客観的に分析し、改めることで治る方向へむかう可能性が出てくるはずです。


一方、子どもの障害の問題には、親というのはなかなか客観的にはなれないもの。だからこそ、親だけの中で抱え込むよりも、第3者の客観的な視点が欠かせないように思います。プロのアドバイスをもらう方が、何年もかかっていたことにまわり道をせずに辿り着きやすいように思います。

そして、外へ一歩でて、勇気をだして自分の悩みを第三者にぶつけることで、おりのように溜まった何かを昇華することができるし、大きな気付きが得られて、ストンと悩んでいたことが悩みでなくなる、ということもあります。

そして、なによりも有り難いのは、悩みを共有できる仲間の存在✨✨誰に話したところで深い部分は当の本人でなければ理解できないこともあるもの。それでも、共有できる部分やどこの家庭にも共通する悩みに気づき、心が軽くなることもしばしばあります。
みな、同じように悩んでるんだ!ってことが理解できると、孤独感も薄まるし、子育てにはそうゆう仲間がぜったいに不可欠!

小さな赤ちゃんを抱えて、外出もままならないときこそ、勇気をだして、自分の居場所を外につくるため一歩を踏み込んでほしいと思います。

わたし自身、苦しさを乗り越えることで、他人に共感できるようになれたし、人の痛みも自分のことのように感じられるようになってきました。

哀しいことをいっぱい知ってるからこそ、懸命に考えたり、調べたり、そこから抜け出そうと知恵も絞るようになっていきます。
子育て中は、親としての器が問われる出来事が次から次に起こります。
でも、今では、そのたびに、一段シアワセへと近づき、人生が明るく、楽しくなってきているように感じるのです💗

苦難福門

苦しく難しいことこそ、乗り越えたときに、それがシアワセの種となっていることに気づかされます。渦中は、もがいたり、暴れたり、落ち込んだりしたことも、過ぎてみると、あの出来事があったからこそ、今、こうして新しい道がひらけている。
ということも😊✨✨
わたしもYogaを通じて、そういうことをいっしょに深めて行けたらなぁと思っています。
仲間とともに♡

きょうも、読んでいただきありがとうございます♡

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