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くらしの中に潜む【環境ホルモン】

すこし前にグリーンコープの地域委員として活動していました。一般的にはなかなか出回らない情報をここへときどき掲載していきたいと思います。

大切なひとを将来、苦しめないために。いま、自分になにができるか....?それは、正しい情報を知ることから。知って、やるかやらないかは、あなたの自由。まずは、知ることから。。。

環境ホルモンって?

「メス化する自然」「ヒトの精子が減っている!」という衝撃的な現象が社会問題化したのは1998年ごろ。原因は、合成化学物質が環境中でホルモンと同じような働きをすることで、本来、生物が持っているホルモンを撹乱してしまう点。その合成化学物質が「環境ホルモン(内分泌かく乱物質)」といわれるもの。環境ホルモンは、ごくごく微量で代謝や免疫異常、生殖機能の異常などを引き起こし、私たちのカラダに悪影響を及ぼします。 

※50mプールに目薬1滴を落とした濃度でヒトの遺伝子に影響するといわれる。

日本ではどうなってるの?

日本では、缶詰の内側のコーティングにビスフェノールA、カップ麺の容器にスチレンモノマーなど、輸入農産物にホストハーベスト農薬、塩化ビニル系包材など身の回りのさまざまな場所で環境ホルモンの原因となる物質が使われていることがあります。

とくに、ビスフェノールAについては、厚生労働省のHPでも、「公衆衛生の見地から、ビスフェノールAの摂取をできるだけ減らすことが適当と考えられる」と記されており、とくに妊娠されている方や、乳幼児のいらっしゃるご家庭への注意喚起がなされている状況です。

欧米では...

現在までに研究が進んでおり、WHO(世界保健機関)は2013年、生殖障害のほか、甲状腺機能障害、子どもの発達神経障害、免疫障害などの一因と考えられることを認めています。発達期(胎児〜幼児期)にホルモンがかく乱されて、各器官の形成やプログラミングに異常をきたすと、その影響が一生涯、ひいては次世代にまで及ぶと指摘されています。また、EUでは本格的な環境ホルモン規制がすでに法制化されています。

どのようにカラダに取り込まれるか?

環境ホルモン作用のある化学物質は、私たちの暮らしの身近にたくさんあります。食べものとして口から取りこむだけではなく、空気中から吸い込んだり、皮膚から浸透したりと、気づかないうちに多くの化学物質をカラダに取り込んでいます。複数の環境ホルモンなどの有害物質の複合的な影響は計り知れないともいわれており危惧する必要があります。できるだけ環境ホルモンを避ける生活をしましょう。

*画像を拡大できないので、スクショして拡大してご覧ください。🙇 不鮮明なため、下に、拡大したものを掲載します。見にくいですが、ご了承ください。なにかご質問があれば、気軽にどうぞ。

ちなみに、中央辺りの切れてる境めは、
ダニとりパウダー《ピレスロイド系》
ペット用ノミとり首輪《ピレスロイド系》
です。

きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございます♫

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