見出し画像

自分自身を楽しませるために

何の予定もない土曜日、今日は本当に一日中飽きもせず寝続けていた。朝は9時ごろ目が覚めたものの、ごろごろしながら夫と話してたらまた眠くなって11:00ごろ二度寝。そこから1度お昼に起きて買ってきてもらったお弁当を食べて、また18:00まで寝た。よくもまあこんなに寝れたな。疲れていても最近あまり長く寝れなかったのだけど、今日はとても休めた感じ。

寝ている間何度も夢を見て、ぜんぶ仕事をしているところだったんだけど、どれだけ頭の中が仕事で埋められてるんだろ。そんなに仕事熱心だったっけな、自分…。

ゴールのない整理整頓をし続けているような役回りなので、わかりやすい達成もなく、終わりもなく、少しずつ変化していく流れを読みながら調節する仕事で、これはまあもはや趣味のようなものだ。

ピアノを弾くのもよく考えたらそうだ。何かの達成や本番のために練習するというよりは、練習している時の音と指の動きを聴いて感じて楽しんでるという感覚がある。もともと何かを「する」ということそのものを、純粋にずっと集中して楽しんでいられるタイプなんだと思う。

もうちょっと若い時は、とはいえもう少し闘争心とか功名心とかがあったので、発表の場や評価される場を求めて発表会とか競技会とかブログに載せたりとかいろんなことをしていた。だけど、最近はすっかりそのへんの欲望が薄まってしまって、毎日ただただ自分自身を楽しませていたい。自分が退屈しないためだけに、仕事をしたり家を飾ったり植物を育てたり物を作ったり楽器を弾いたりしている。

それでたまに人や会社や社会の役に立ったり、いいねって言ってくれる人や面白がってくれる人がいたらラッキーだし、たとえ何もなくても、もうそれで十分なんだよな。

たのしいものを作ります