よく勤しみよく怠けたい

朝、来日中のUSメンバーと一緒に豊洲に寿司を食べに行く、という企画があったんだけど、起きたら早朝に出かけられる体調じゃなくて断念。

築地時代から何回か行けそうなチャンスがあったのに逃していて、今回も行けず、朝に寿司を食べるのはわたしにはもう不可能なのかもしれない。

昔から特に夜更かししたわけでなくても根本的に朝に弱すぎるんだけど、体質として諦めるしかないのかな…。起きがけは基本的に頭痛いし身体がだるい。すっきり起きれる日なんてほとんどない。まあ気合いが足りないだけかもしれない。いやでも気合いで無理やり動かなきゃいけないくらいなら、起きなくていい生活ができるように工夫するからまあいいや。寿司が食べられないくらいは我慢しよう。

夜は大学ダンス部の友人たちと3人でごはんに行く予定だったが、1人が風邪をひいて来れなくなったので結局2人で行くことに。

一緒に行った友人はダンス部の後輩ではあるが学生の当時面識はなく、卒業後ドレス屋をしていた時代にお客さんとしてドレスを注文してくれて初めて知り合った。そこからなぜか本業の傍らドレス屋のアシスタントをしてくれて、その後今の会社でわたしが働き始めてしばらくして人が必要になった時にこっちも手伝ってよ、と引き込んだので、かれこれもう5年くらいずっと定期的に一緒に仕事をしている。

今日来れなくなった友人は彼女の同級生で、そちらの子との方が学生時代は面識があったのだけど、「まさか2人が繋がってそんなに仲良くなるとは思わなかった」と会うたび言われている。まったくその通りだと思う。

毎日一緒に行動するわけでも何か約束をしているけでもないんだけど、かれこれ5年間ずっと、お互いの考えたことや感じたことを定期的にしゃべりまくって壁打ちし合う、というのをし続けている。たぶんどっちにとっても、頭の整理をするためのちょうど互換性のよい外部拡張機能みたいな感じになっているんだと思う。

どうしてそういう関係性が出来上がったのか今となってはよくわからない。もう一度30年間人生をやり直しても、たまたまそこまでの相性の良さの人間と知り合える気がしないので、まぁ縁というのは不思議なものだ。

ここ数ヶ月は彼女が前からやっていた本業の仕事を辞めたので、フルタイムで横で仕事をしていて、実はお互いにそこまでフルコミットで一緒に何かを進めるのは初めてだった(今までは隙間で手伝ってもらっていた)んだけど外部機能があるとめっちゃ捗ってよかったなぁって話をした。

あと1ヶ月足らずで彼女は産休に入るので、他にも壁打ち相手を近くにきちんと作っておかないと…。

働くこと、妊娠出産で休むこと、新しいメンバーに上手に教えること、ここでこれからやるべきこと、復帰のときにどのようにするかということ、いろいろと話している中で、出産のときに強制的に仕事を離れなければいけないことへのもにゃもにゃした気持ちについて思い出したり考えたりしてたんだけど、まとまらないのでそれは今日はあまり書かないことにする。

書かないことにするんだけど、でも一個だけ書く。

以前どこかで、「勤怠という言葉が労働の管理を表すということは、勤しむと怠けるはセットということなので、よく働きよく怠けていきたい」みたいなことを何気なく言ったことがあって、それ以来ちょっとその表現を気に入ってるのだけど、みんなが働けるとき働きたいときによく働けて、怠けるべき時は心置きなく怠けられるといいよねぇと思っている。

事情があろうと、なかろうと、出産だろうと、朝に弱いだけだろうと、関係なくさ。

#日記

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