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しんどい時

しんどい時、思うように現実が上手くいかない時、私は感情的になりやすい。「なんでこんなに上手くいかないんだろう」と現実を嘆いてみたり、自分の環境や親のせいにしてみたり、「もっとあの子みたいに美人で要領が良ければよかったのに」と他人に嫉妬したりする。

上記のように感情的になった結果、実は何も現状が良くなったことがない。そして1番最悪なのが、自分のネガティブな気持ちを「相談」という名目で他人や友達に話し、自分が思うような回答が返ってこない場合、イラついたりする。要するに他人に自分の心を癒して欲しい、自分は悪くないと言って欲しいと思っているのだ。

自分を無条件に褒めてくれたり、認めてくれたりする人が周りにいるのはとても心強いことだ。一緒にいて自分が悪くないんだと思えるし、自分に価値があると思える。何より自分を変える必要がないから、とても楽だ。でも20代後半に差し掛かって思うことは、自分を褒めてくれたり、認めてくれたりする人も大切だが、直した方がいいところや欠点を指摘してくれたり、今の自分のありのままの現実を見せてくれる人もとても大切だ。

自分が辛かったりしんどい時に「本当頑張ってるよ」「偉いよ」「辛いよね、そうだよね」と言ってくれる友達はすごく大事である。世の中、しんどかったり辛いことの方が残念ながら多い。そういう時に自分の味方になってくれる人は、本当に心の助けになる。でも、そればっかりでは現状は変わらない。現実を良くしていくには、自分がどうすべきかを明確に理解し、前に進むために行動する必要がある。

正直、私は自分を好きになれないこと、人生が上手くいかないことをずっと人のせいにしてきた。家庭環境のせい、思春期の環境のせい。確かに、家庭環境や幼少期~思春期の時の環境は多大な影響を与える・・・などとネットにも書いてあるし、良くも悪くも影響はされていたとは思う。でもどんな状況下に合っても自分を変えられるのは自分しかいない。「幸せになりたい」「人に愛されたい」「豊かな人生を送りたい」と思うなら嘆いてるだけでは駄目だ。そして何よりも自分のことをきちんと理解する必要がある。

「自分を幸せにできるのは自分だけ」とは言うが、本当にその通りだと思う。トライアンドエラーを繰り返しながら、人生を生きていきたい。

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