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苦手なチーズ

私が勤めるワインショップには、毎月の頒布会があります。
2本で3000円くらいの普段飲みには最適なものから、1本2万円のワインのコースまで様々。
その中に「チーズコース」もあって、毎月1個〜2個、チーズが届きます。

実は、来月のチーズがゼッタイ食べたいチーズだったので、今月からこの頒布会に入ってみました。

今月のチーズは2つあり、
1つはベルギー唯一のAOPチーズ「エルヴ」。これも気になるチーズだったのでよかったのですが、
もう一つは…ちょいと苦手なチーズだったのです。

チーズには、色々な味わい、風味のものがあります。
チーズ大好きな私にも苦手なものはあります。

買ってでも食べたいチーズ=大半!

買って食べる程ではないけど、目の前にあったら(もらえたら)美味しく頂けるチーズ=風味が穏やかでクセがなくマイルドな味わいのチーズ。
例えば、デンマークのサムソーやマリボー、スイスのエメンタール、オランダの熟成若めのゴーダなど。普通に美味しい^ ^でも、敢えて食べなくてもいいかな、と思ってしまう。

タダでも欲しくないチーズ=・・・・・
こんなこと、言いたくないけど、
2つ、あるんです。。。

そのうちの一つが、
「クリーム添加した脂肪分高めのチーズ」。
高脂肪を気にする乙女✨だから、ではありません。
味が…好みじゃないだけです。

クリーミーで食べやすく、世間では人気のチーズ、ではあるんですけどね。

高脂肪チーズと言えば、有名なのが「マスカルポーネ」。ティラミスに使われるアレです。
固形分中脂肪分が80〜90%もあります。
(ちなみに、普通のチーズは45〜50%くらい。バターが80%以上なんで、相当高いことがわかると思います。)

チーズプロフェッショナルの試験対策で、スクールでも自分でも、色んなチーズを食べて覚えてきましたが、
お弁当の仕切りに使われる小さいカップに入る量を全部食べたら胸焼けするのはマスカルポーネ、って覚えたくらいです。
ま、マスカルポーネをそのまま食べる人もあまりいないと思いますが^ ^;

もっと有名かもしれないのが、「カプリス・デ・デュー」。青地に天使が描かれた、楕円形の箱に入ったアレです。
白カビタイプのチーズですが、クリームを添加してるので固形分中脂肪分が60%あります。
人気の「サン・タンドレ」は75%!

その頒布会のチーズ、脂肪分量は書かれていなかったのでどれくらいかはわからないのですが、食べた感じ60%〜70%はありそうです。
一口食べて「わ、バターだ…」って感じる風味。咀嚼しなくても、口の中で自然に溶けていく感じ。

う〜ん…
コレ、どうしよう。

あ、でも、
バターの風味だったら、サンドイッチにしたら美味しいかも。

ということで、
今日のランチは久々に自作しちゃいました^ ^

ブリー クーロンヌ ハーブとハモンセラーノのサンドイッチ❤️
これに、オマール海老のビスク(インスタント)

自画自賛ですが(苦笑)、あまりにも美味しそうだったので、朝、作ったその場で1つ食べちゃいました^ ^;
チーズをたっぷり挟んだので2切れでもかなりの満腹感があります。

このチーズ、
もしかしたら、パンケーキに乗せても美味しいかもです。

タダでもらっても食べる自信のなかったチーズ、お金を出したことによって食べ方の工夫ができました^ ^

🌸今日のチーズ

ブリー クーロンヌ ハーブ
表皮にハーブをまぶし、白カビで熟成。
バターのようなコクと、ほんのり香るハーブの爽やかさがマッチします。
産地は定かではありませんが、フランスのどこか^ ^;
そのまま食べても美味しいと思う人の方が大半だと思います(私が好きじゃないだけで…)。

🌸副食材
ハモンセラーノ
スペイン原産の生ハム。
イタリアのプロシュート、中国の金華ハムと並んで世界三大生ハムのひとつ。
主に白豚の後脚から作られ、塩漬けにした豚肉を長期間気温の低い乾いた場所に吊るして乾燥させる。(wikiより)
プロシュートと比較しないでも塩気が穏やかで、ハムだけでも食べやすいので、私はチーズと合わせる時はいつもハモンセラーノを使います。(プロシュートは、野菜を巻かないとしょっぱくて食べれない…チーズ自体にも塩気があるので、塩分過多になってしまう)

フリルレタス
ポールボキューズのパン

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