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人材としての7つの大罪

先日ほぼ日さんで打ち合わせをしていて、乗組員のみなさんはなんというか、共通した雰囲気を持っているなあと思った。それは長くいる方からはビシバシ感じるし、最近入った方にもふわっとある。醸成されるものなのか、採用時からその素養がある人しか入れていないのか、どちらなんだろう。両方かもしれない。すごく乱暴にまとめると「いい人」って感じなんだけど、それだけじゃあないような……。

と、考えてたときになぜかふと「7つの大罪」という言葉が頭に浮かんだ。たぶん、ほぼ日乗組員のみなさんは、7つの大罪を背負っていないんじゃないか。
7つの大罪(諸説あるがここでは映画『セブン』に準拠)とは、
暴食、強欲、怠惰、色欲、高慢、嫉妬、憤怒
のこと。

・暴食→すごく太ってる(体の自己管理ができない)
・強欲→欲が深く自分の権利、利得に固執する
・怠惰→力を出し惜しんで手を抜こうとする
・色欲→男女関係でもめる
・高慢→プライドが高い
・嫉妬→人を妬んで悪口を言う
・憤怒→すぐイライラする

会社で働く人、で翻訳するとこうかな。大罪というと大げさだけど、まあよくある感じの「ちょっとやな人」。全部当てはまってたらかなりやばいし、ひとつでも当てはまると、小さな会社で雇うのはけっこうしんどいんじゃなかろうか。自分の部下としてこういう人が配属されたら大変だろうな、と思う。部下が来る予定ないけど。

7つの大罪を背負っていない人が、仕事ができる人とは限らない。でも一緒に仕事をしていて気持ちがいい人なのは、間違いない。私は今フリーランスで働いていて、対人関係のストレスがまったくないのは、7つの大罪を背負う人と関わってないからだと思う。みなさん、びっくりするほどよくしてくれる。あとこれらの罪は、打合せや取材など短時間会うだけの人には、見えにくいのだろう。逆に、ツイッターランドにはこういう罪人がたくさんいるように見える。

これらの罪を面接などで見抜く方法がわかればいいんだけど、そう簡単にはいかなそうだ。キラークエスチョンがあればおもしろいのに。SNSで何ヶ月かその人の投稿をウォッチしていたら、わかるような気もする。一番いいのは、少しのあいだ一緒に働いてみることだろう。7つの大罪基準で見てみると、地雷人材を避ける確率が少し上がる、かもしれない。

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