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心に残るテレビドラマ


 3月も明日で終わり。
1月から見ていたドラマも全て終わりました。

 あんなに熱中したドラマ
「リバーサルオーケストラ」
のことを、この所のお花見🌸お出かけで忘れてしまっている自分に苦笑いしています。
 ですが不思議と
ふとした時に思い出すドラマは
眞島秀和さん主演の
「しょうもない僕らの恋愛論」なのです。
全然知らなかったドラマで
noteの皆様の記事を見て知り(感謝です)
真島さん主演ならばと第3回から録画して最終回まで視聴しました。初回と第2回は
TVerで。

上の写真は最終回の
公園でのシーンです。拓郎(眞島秀和さん)とくるみちゃん(中田青渚さん)の楽しいデートのような空気から、、大学生になった
くるみちゃん(拓郎の亡き想い人の娘)のストレートな告白があり、これまでずっと優柔不断だった拓郎は
「安奈に一目惚れだった。あの頃毎日が本当に楽しくて、俺、あの時間を忘れることができなくて!
くるみちゃんを通して
安奈を見てた。ごめん」と
きちんと伝えました。
くるみちゃんは
「母のことずっと憶えていてくれてありがとうございました」と言って去りました。
冬枯れのメタセコイアと桜?の樹と
切ない青空と哀愁の風車。
頭を下げている拓郎と
涙ぐむ くるみちゃん。

このシーンが何故だかずっと私の心に残って、、時々
家事をしながら何回も見てしまいます。

 はっきり言って
始めは
「なんか ほんとに しょうもないなあ、この人」と
拓郎のことを思っていたのですが
だんだんと、
「こんなふうに考えるの?こんなこともあるんだろな。哀しいな。切ないな。人生は本当にままならないなあ。でも、この拓郎さん
かわいらしいなあ💕」と
気になって
次回が楽しみなドラマになったのでした。眞島秀和さんの演技が上手いのと不思議な魅力のせいかなと思います。    くるみ役の中田青渚さんもキュートで好きな俳優さんになりました。


 男の人は、大好きだった女性のことをずっと、もしかしたら一生忘れずに想い続けるのでしょうか?
最終回で拓郎の行きつけのBARのマスターも言ってましたね。
誰にでも青春時代の切ない思い出はありますが、大好きだった大切な女性、安奈さん
(くるみちゃんのお母さん)が若くして亡くなってしまい、もう会えなくて。あの頃の自分の思いを伝えたくても無理だから
なおさらどうしようもない心を
これからもずっと持って生きていく のでしょうか。
拓郎の着ているダッフルコートは
青春時代を引きずっている象徴なのかなとも感じました。

 それにしても
せっかく一緒に暮らした
ずっとずっと拓郎を好きな同級生、絵里(矢田亜希子さん)のことを
「楽なんだよ、空気みたいでさ」なんて言ってしまった拓郎は不用意でした。
女子は皆、そんなこと言われたら怒ります。まだ結婚してる訳でもないのにそれは禁句です。
空気が無ければ死んでしまうから、空気は大事。あなたは
大事な人なんだという意味かもしれませんが、、言葉の使い方は難しいですね。
あの台詞を聞いた時私は、ドキッとして悲しくなりました。別れてしまうのねと分かりました。
 誰かと一緒に暮らしていくなら言葉の使い方には気をつけないと、幸せは、あっけなく消えるものかもしれません。私も気をつけなくては。



 今思うのは
拓郎にとって 一番大切なのは 自分の世界。
過去のキラキラの青春の世界。
デザイナーの仕事を
邪魔されずにできる世界。
なのかな?

拓郎は優しくて思いやりもある魅力的な人で
仕事もできる人だから、
友達や相談相手もいて寂しくないから
このまま、そんなには
しょうもなくない毎日を歩んでいくのかな?

未来の
ステキな出会いも感じる
心に残る最終回でした。


それから私は、
このドラマの中の音楽が
とても好きです。何となく過ぎていく日常にピッタリの音楽で、洗濯物たたみのBGMにも心地よいです。
エンディングもよかった^_^
眞島秀和さんの声が大好き💕


#テレビドラマ感想文
#しょうもない僕らの恋愛論
#眞島秀和 #中田青渚#読売テレビ

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