子供の頃からいわゆる香りモノに目がなく、シャンプーやらデオドラントにリップクリームまで、親に買ってもらうような歳の頃からやたらとこだわっておりました。

しばらくは落ち着いていたのですが、最近、自分の中で香水熱が再燃していて、昔のことを思い出したりしたので、ちょっとまとめてみます。

・ヌーヴ 青りんご

90年代後半に資生堂から出ていたコロンのシリーズで、コンビニとかで売っていたのですが、初めて買ってもらったのはそれの「青りんご」でした。

なんと物持ちのいい方がいらしたので写真をお借りいたします。
でもグリーンアップルなんてスマートな名前じゃなく「青りんご」だったと思うの！

こんなに小さいのに、もったいなくてなかなか使えなかったのを思い出します。
今だったらちゃんと使い切ってあげられるのに！

ちなみにヌーヴからはこれとほとんど同じサイズでネイルも出ていまして、今はなきシャノアールで先輩とのビッグパフェ早食い競争に勝って、賞品としてもらったのが懐かしいです。
当時からそういうキャラで売っておりました…。

・ジャンヌ・アルテス H2EAU オレンジ

2000年代に入る頃、地元のショッピングモールに香水屋さんができました。

当時は何の根拠もなく「この芸能人はこの香水を使っています！」みたいな張り紙がしてあったものです。
今なら一瞬でSNSで否定されて終わりだと思うけど、ある意味芸能人が今よりずっと遠い存在だからこそ、憧れの香りの印象と一緒に楽しめた文化だと思います。

そこで初めて自分で買ったのが忘れもしないこちら。

自分でもどうしてこれを買ったのか覚えてません…安かったのは確か…
まさかオレンジ色が好きだったからではなかったと思いますが…
コロンよりさらに軽いモイスチャーコロンとのことで、香りは本当にすぐに消えてしまうのですが、身につけるのも気が引けるほどのオレンジで、お風呂上がりとかに楽しんでいた記憶があります。

・ブルガリ プールオム

20年前で香水と言えばこれを外すわけにはいかないですよね…
今でも売ってるみたいでびっくり。

当時は人混みを歩けばどこかからブルガリの香りがしたような気がしますし、自分でも身につけていました。

知ったきっかけは、例の芸能人香水ポスターで「GLAYのTERUさん使用！」と書いてあったことだったのですが、
実際に使っているかどうかはさておき、試してみたらものすごく好みの香りだったのは間違いないです。
一応「紅茶とムスクの香り」とは言われていますが、自分の中では分類するまでもなく「ブルガリの香り」として記憶に紐づいています…。

・ニナリッチ レベルドゥリッチ2

これは学生にはとても手が届かず、いつもお店で試しては「いいなぁ…」となっていた香り。

今調べて知ったのですが、「恋のアーモンド」なるサブタイトルが付いていたらしいです。
その名の通り、アーモンドとかバニラのとにかく甘い香りだけど、ギリギリ身につけてもOKなんじゃないかと思うような一瞬の爽やかさがある感じ。
と思ったら、トップノートはキウイフルーツだそうで納得でした。

ちなみに1はトマトとバジル、3はアップルパイとスパイスの香りだったようです。
ハイブランドの人が何を考えてるのかはよくわかりません！

・レクトヴァーソ ロリポップトフィー

こちらは学生にも手が届くお値段だったのですが、ガチであまりにも甘すぎて購入に至らなかった、でも本当に好きな香りでした。

キャラメルとナッツのただただ甘くてかわいい香り。
プラスチックの安っぽいパケもかわいさに拍車をかけている感じ。

この香りが好きだった頃はメンズライクな黒い服を着ていた時期と重なっているので、あまりにも自分のイメージに合わなかったんですよね…。

・ミッシェルクラン アンソムニー O2

アニエスベーの公式通販「CCBパリ」で初めて買い物をすると、香水のお試しサイズが6本セットでもらえるというのがありまして、当時女の子の家に遊びに行くとかなりの確率で箱があるイメージでした。

私も例にもれずその6本セットで持っていたので、このボトルには特に思い入れはないのですが、誰にでも使いやすい感じのイメージにぴったりだと思います。

オゾンノートという言葉をこの香水で初めて知ったのですが、さわやかなグリーン系で、まさに透明感という言葉を香りにしたような感じ。
ラストはムスクとは書いてあるのですがそんなに残らず消えていく感じがすごく好みでした。

・アランドロン サムライウーマン ピンクベリー

普通のサムライウーマンはあまり記憶に残っていないのですが、これはすごくかわいくて好きでした！

めちゃくちゃかわいいのに、ベリーはちゃんとベリーで、甘すぎる感じではなく「甘酸っぱい」だったような。
最後はウッディな香りになるそうですがそこまでは覚えていなかったです。

・グレ カボティーヌ ブルー

ミニサイズを友達からもらって使っていました。

ボトルそのままのさわやかでかわいい感じ！
特に何の香りというのはわからずに使っていたのですが、今調べたらトップはハイビスカスだそうで、自分のイメージではなかったのでびっくり！
なんかこう、トロピカルでもハーブティーみたいな感じでもなく、なんだかわからないけど透明感のある香りというか…。

自分で調べたら絶対買わなそうな香りをプレゼントでもらえるというのも、香水好きを公言していたからだと思うので、楽しかったなぁと思います。

・ザ・ボディショップ ルージュベリー

調べたら2007年発売だったので今回の中では最近ですね。
当時ボディショにハマっていて、なにげなく試したら、自分でも良いと思ったのですが一緒に行った友達からはさらに好評で、お手頃だったので買ってしまいました。

トップはベリーなんだけど甘ったるくなくて、むしろさっぱりした感じ。
ラストに向かってムスクに変わっていくのが他のベリー系にない感じですごくよかったです。

最近は店舗が減ったのかあまり行くことがなくなってしまいましたが、今年なんと友達からプレゼントでボディショのシャワージェルをもらってしまいました…！
昔にはなかった香りなのはもちろんですが、やっぱりすごくいい香り…！
またハマってしまいそうです。

・サルヴァトーレ・フェラガモ インカント ブリス

20年以上前から今まで根強い人気のインカントシリーズの中で、一瞬で廃盤になってしまったこちらですが、自分の知っている香水の中で1、2を争うくらい好きな香りでした。

さわやかでちょっと苦味のある柑橘の香りから始まって、だんだんしっとり甘い香りになっていくような…これ以上ないくらい好みです。

情報としては
トップ：ユズ、キンカン、アップル
ミドル：ワイルドローズ、ウォーターリリー、フリージア
ラスト：ムスク、シダーウッド、サンダルウッド
とのことなので、似た香水を知っている方はぜひぜひ教えていただきたいです…。

ちなみにこちらも2008年発売ですが、冬の間にあまり使わなかったら春になってフタが開かなくなってしまったところで私の前回の香水熱は終わっています。

・番外編：セレンシュア シトラスマリン

検索しても写真すら出てこないのですが、資生堂から今出ている「Agデオ」の前に売っていた、同じ形でカラフルなボトルのデオドラント「セレンシュア」というのがありまして…

その中でも青いボトルの「シトラスマリン」は、当時他のデオドラントには絶対にないようなオシャレな香りでした…！
学校で後輩男子に「先輩、いい香りですね」なんて言われるという人生で唯一の経験をさせてくれた記憶に残る商品となっております。

・どうでもいい番外編：エンジェルハート

ある日、バイト先でお昼休みにお弁当を食べ終えたところ、たまたま後ろを通った先輩が急に振り返って言いました。
「さっこさん、エンジェルハートですか！？」
「えっ！？」

なんと私からエンジェルハートの香りがしたそうです。

エンジェルハートは持っていないどころか、その日はたまたま何もつけていなかったので、おそらく直前に食べたリンゴの香りだと思っています…。

だいぶ偏りがありますが、改めて自分の好みとも向き合えたので、これからはせっかく買ったのを無駄にしないように、少数精鋭で揃えていかないと！
最近お気に入りの香りは香水以外でもいろいろあるので、またまとめようと思います。

それではおやすみなさい。