歌のレッスンの帰り、デパートの九州物産展に立ち寄った。

人気のお菓子はお昼過ぎにはほぼ完売。
皆すごいな〜！パワフルだ。

お菓子のコーナーを通り過ぎ、焼き物や雑貨のコーナーを回った。

私は器を見るのが好き。
あれこれ乗せるお料理を考えながら、手に取っては悩む。
今回は唐津焼の作家さんがご自身の作品を出品していた。
シンプルで色も渋くて、お料理が想像できる器が並んでいた。

器について色々説明もしてくださったり、実際にご自身で作ったお料理を盛り付けた写真を見せてくださったりした。

最初は見過ごしていたのだが、あちこち見ているうちに私を呼ぶお皿がいた。

“こっちだよ〜”

焼締のお皿。
でも大皿しか置いてなくて、欲しいサイズがない。

「取り皿より少しだけ大きめのを探してるんですけど…」
と言ったら、
「焼きましょうか？」と。

ー焼きましょうか？ー

なんて素敵な響きだろう！

器を私のために焼いてくれるの？
夢のよう！！

焼締は日にちがかかるので、出来上がりは早くて4月下旬とのこと。

急ぎませんからゆっくり作ってください。とお願いし帰途に着いた。

ああすごく楽しみ！！

※見出し写真は、近所のさくらんぼの木。
いち早く春を知らせてくれる。