A面B面と言ってすぐに通じる方も

なんだそれ？って方もいるだろう。

私は人生のB面が好きだ。

「人生のB面」

これは私が作った言葉。

人生のA面とは立場や道徳的に正しいとされる

表の時間のこと。

人生のB面とはA面に対して裏にあたる時間。

立場や道徳的とされるものを越えた時間。

例えばタバコを吸う時間はB面。

周りのタバコを吸わない人や子ども達の為に

ふくりゅうえんを吸わせないようにと

表舞台(A面の世界)から離れて過ごす時間。

A面の世界を横目に過ごすその世界に

実は

豊かな世界が広がっている。

１人で過ごしたり

空を見上げたり。

風を感じたり。

本音を話せたり、聞けたり。

裏話を話せたり、聞けたり。

かつてイベントデザイン会社で働いていた時

男が9割の世界で

先輩達が大工さんとタバコを吸いながら

仕事の何たるかやコツを聞いていて

羨ましかった。

しかし、タバコは単なる分かりやすい例でしかなく

吸わなければその世界を味わえないわけではない。

私は意識的にB面の世界を探しながら

B面の世界を創造しながら生きている。

A面だけでは苦しい。

B面だけで暮らすのも難しい。

だけど、B面の比率をより多く暮らしていくのが

私らしいと感じている。