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グランドキャニオンに近い街フラグスタフに滞在した4日を写真とともに振り返る

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2日間の長い電車移動の後、我々(1人)はついにアリゾナ州フラグスタフへとたどり着いた。

宿泊した部屋からの景色

フラグスタフは地図画像の右下でグランドキャニオンの南に位置し、車で1.5時間ほどで行けるためグランドキャニオンに行く人が泊まるのに適した町だそうで、私もその目的で滞在した。

google mapより

画像左のラスベガスとは車で5時間くらいの距離感だ。グランドキャニオンに行くためにラスベガスに泊まるよりもフラグスタフに泊まったほうが移動に体力を使わなくて済むというメリットがある。

宿の横の横の横くらいのカフェ「Late for the train」にて

ここで合計4泊5日過ごす予定を立てていて、初日と最終日は移動で実質3日過ごした。そのうちの1日はグランドキャニオンに行く予定を立てていたが、あとの2日は適当に過ごそうと決めていた。

自転車でも借りてサイクリングしたら面白そうと思い、検索して近所の自転車屋でレンタサイクルをすることができた。

国道?沿いにあったコーヒー店

本来ならレンタカーもいいなと思ったがペーパードライバーで国際免許も持っていないのであきらめた。しかし天気も良く知らない土地を気ままにサイクリングするのはいわゆる観光とは違った楽しみがあってよかった。

最終的にバッファローパークというバッファローの銅像が入り口にある公園にたどり着いた。

バッファローパーク内

けっこうな高地にあり、公園というより高原というような場所で犬の散歩やランニングをしている人が多かった。フラグスタフは海抜2000mを超える場所にあるらしく、ランニングやスイミングの選手が空気の薄い場所でトレーニングをすることもあるそうな。

帰り道。下りはめっちゃ楽。

日が暮れる前に自転車を返して、Flagstaff産のビールを飲んだり、ハンバーガーをテイクアウトして食べたりした。旅行も長くなってくると外食がきつくなってきてご飯食べながらYoutube観るといったような普段通りの生活に収束していく感じがした。
余談だが部屋のシャワーの使い方が理解できず大変困った。

2日目。予約していたシャトル(少人数の乗り合いの車)に乗ってグランドキャニオンへ。

グランドキャニオンの写真。180度くらいこんな感じの風景が続いているのが魅力な気がするので写真だといまいちインパクトが伝わらない。初めて見たときはスケールのでかさに笑ってしまった。

グランドキャニオンの楽しみ方の知識がゼロだったので急遽調べたところ、いくつか登山道(トレイルロード)があるらしくルートによって上級者向けだったり、日帰りができずテント泊をする装備が必要だったりするらしいことが分かった。この谷の下でキャンプできるのまじかよ。
今回はブライトエンジェルという道を途中まで降りて行って折り返して登ってくるというルートで楽しむことにした。
この記事のルートと全く同じなのでこれ以上グランドキャニオンの解説はしない。

10分くらい降りたところにあるトンネル?気軽に行ける映えスポットなのか写真を撮る人がたくさんいた。ぼーっとしてたらアジア人に「俺たちのビデオ撮りたいからそのスペースからどいてくれ(背景にお前いると邪魔なんだけど)」みたいなことを言われた。全然英語わかんないのに不思議とこういった英語は理解できてしまった。その後続々と人が通ってて意味なかったけど。

写真中央に見えている小道みたいなところまで降りたんじゃないかな

上のほうは雪が積もっていて滑ると危険なので歩きづらかった。下のほうにいくと雪がなくなる。

正面から馬に乗った人が4人(と4頭)くらい現れたときが一番びっくりした。RPGで馬に乗ったキャラバンとすれ違う時こんな感じなのかと思った。想像以上に目線より上に人がいて、想像以上に馬のにおいがすごい。

今回の折り返し地点の目的地"Havasupai Gardens"。出発地点から925m下ったところにあり、往復で6hくらいかかると書いてあり、実際6時間くらいかかった。というかこの看板入り口にもあるべきでは?(あったかもしれない)

帰り道。帰りはこの崖を登っていく。

帰りのほうが景色を楽しめた気がする。場所によって岩の雰囲気とか違って見えた。

山?の高さはそれぞれ違うけど地層はきれいの一直線に並んでるのきれいだった。

翌朝。この日は実質最終日だが前々日のサイクリングと前日のトレイルでへとへとだったので動きたくなくて近所を散策した。

近所にローウェル観測所という場所があることを知っていたので行ってみた。

ローウェルという天文学者が私財を投入して作った観測所で、火星に傾倒していたローウェルはこの望遠鏡で火星の観測をしていた。

ローウェルの没後、トンボーという人がここで、この望遠鏡を使って冥王星を発見した。

ローウェルは日本好きでもあり、石川県穴水町を訪れて以来穴水町はローウェルゆかりの地となっているらしい。ここだけ日本語の文章の説明があった。

夜にローウェル観測所にいくとフリー望遠鏡が使えるのと星がきれいに見えるとのことで、夜に再訪しようと考えていたが、昼寝してたら閉館時間になっていた。

その後、大きいスーパーに行き食料やらビールやらを爆買いした。大きいスーパーっていいよね。

この日は12月23日で日本ではすでに24日ということでスーパーで買ってきた総菜とともに部屋でささやかなパーティをした。一人で。

そんな感じでフラグスタフ最後の夜を終えた。

最終日。この日の17時頃ラスベガス発の飛行機に乗るためフラグスタフからラスベガスへバスで移動。5時間くらい。

ラスベガスに着いて空港までUberで移動。

その後、ラスベガスからシアトルに飛び、シアトルで15時間のトランジット。空港のゾンビになったあとANAの飛行機で無事に帰国した。この写真は日本上空の写真。

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