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⑥メレン・トーマス・ベネディクトさんの臨死体験

2009年ごろのラジオ番組出演時のインタビュー音声の翻訳となります。

元の動画→ pt.6https://youtu.be/CPJgTM2zW3Y

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メレンさん(以下、M)
私は(光)に尋ねてみた。「なぜ人間はこんなにも闇深く邪悪なのか?」と。
すると光は曼荼羅に変わったんだ。知ってるよね、曼荼羅。聖堂の天窓などにもあるような大きな円形の模様。

ジョージ(以下、G)
ああ。

M: 光は人々の魂の曼荼羅に変わり、わたしはその中に連れて行かれた。そしてすべての人の魂の中を覗くことを許されたんだ、自分自身の魂も含めて。そして言っておくが、私はどれひとつとして邪悪なものは見なかった。それから次に、あるものを見せられた。光が次に見せてくれたのは、とてつもなく強大な蚊の姿だったんだ。

蚊は今日に至るまで、地球上のすべての戦争よりも多くの人間や動物を殺し、荒廃させてきたことを知っているかい?

G: ああ。まったくだ。蚊の目的は何なのだろう?

M: 光は私にこう尋ねてきた。「蚊は悪なのですか?」と。いや、蚊は悪ではない。

G: 蚊は鳥か何かの餌にはなるかもしれないが、何かの役に立っているのかね?

M: その通りだ。そしてそのような人間も存在するということだ。

G: ワッハッハ!それは言えてるな!

M: つまり、こういうことだ。
偉大で強大な蚊は、歴史上、人々が想像する以上に人類に影響を与えてきた。世界保健機関(WHO)を調べると、蚊は今でも地球上で人類を最も多く殺している。

G: 君は今、自分をスピリチュアルあるいは宗教的だとみなしている?

M: まったく宗教的ではないが、実際、今は素晴らしいスピリチュアルな生活を送っている。しかし、まったく宗教的ではない。

G: 君の思考プロセスの中で、我々がどのようにしてここにこうしてやって来たのか、まとまった答はあるだろうか。
さっきは計画なんてないって言ったけど、このすべてをまとめているものは何だろうか?
つまり言いたいのは、どこかに神のような存在がいるはずで、神の介入があるはずで、このデザインの背後には知的な何かがいるはずだと思うんだ。そうじゃないか?

M: 私は光が教えてくれたこと、そして宇宙は理知的な営みではないと言われたとしか言えない。
しかし、もし知的に理解しようとすれば......、知的に理解しようとすれば、それは虹のようなものだ。例えばもし紫色しか見ないなら、つまり理知的にしか宇宙を理解しないなら、他のすべての色を見逃してしまう。あるいは、もし人生が赤一色に染まっているのなら、つまり快楽主義的なパーティーだけを追求するなら、あとはすべて見逃してしまうことになる。
宇宙は知的エクササイズではない。
だから、そのような偏ったレンズを通して宇宙を見ようとすれば、その一部を理解することはできても、その全貌を理解することはできないだろう。虹全体を見なければならないんだ。
私たちはそれを理解し始めたばかりだ。

また、宇宙には始まりも終わりもないという概念でさえ、私たちには謎めいている。

G: その通りだ。

M: しかし、それが事実なのだ。宇宙には始まりも終わりもない。無限だ。実際、自分の手を見てみれば、その体そのものが、すでに永遠に生きてきたんだ。死んだものから生まれたのではない。

G: 私たちはスターダストなのかもしれない。

M: 私たちは絶対的に純粋なスターダストなんだ。そしてそれは常に創造と再創造の中にある。そのように、これは実は信じられないほど素晴らしく、神秘的で不思議なことなんだ。現時点で我々がこれをすべて理解することは不可能だが、これは我々の辿るプロセスの一部なんだ。

そして我々に与えられたもうひとつの贈り物は、すべてを解明することはできないかもしれないということだ。常に謎がある。私は謎を愛するようになった。全てを知ろうとは思わなくなった。というのも実際、私は何年も前に、知りすぎてしまうという一線を越えてしまったからだ。
私は人々に、どんな無知であっても、それを大切にしなさいと言う。知らないことが無くなってしまったら寂しくなる(笑)

G: ハハハ。たまには好奇心旺盛になるのもいいかもしれないけどね。

M: (笑)ミステリーが好きなんだ。

G:  我々の未来については、希望を持っている?

M: とても前向きに考えている。私たちはこれまで何度もこのようなサイクルを経験してきた。さらに今はグローバル社会となり、さまざまな問題がグローバルな拡がりを見せるようになった。
ピーター・ラッセルが言ったように、今や問題は魂の大きさであり、私たちのすることはすべて他のみんなに影響を及ぼす。
そしてこれはまた、かつてないほど私たちをひとつにまとめようとする力にもなり得る。

G; 君の人生で関わったすべての予言者や超能力者の中で印象に残っている人はいるだろうか?

M: 僕は霊能者とかにはあまり興味がないんだ。でもジーン・ロッデンベリーには今でも驚かされるよ。それから、エドガー・ケイシー。
エドガー・ケイシー・センターに行って講義を受けたり、彼の資料を見直したりしたことがある。エドガー・ケイシーは素晴らしかった。人々の助けになるような有益な情報を提供してくれた。

しかし、私が〈向こう側〉から学んだことは、人々がサイキックと呼ぶものは、実際にはサイキックではないということだ。人間の持つ最もサイキックな部分は、最初の脳であることがわかった。爬虫類脳と言われるところだね。というのも、バクテリアから人間に至るまで、すべてがサイキックなんだ。私たちが超能力と呼んでいるものは、実は下位の脳にある。それはもともと危険を察知するための生存メカニズムだった。水の在処を感知するといったようなね。超能力だと思うようなものは、ごく自然なプロセスに関係している。

ある友人と話していて、彼が私に「あなたは超能力者に違いない」と言ったことがあるが、私は「いや、魚の匂いを嗅ぐのに超能力は必要ない」と答えた。(訳注: 英語に"smell fishy”と言う慣用句があり、直訳すると「魚臭い」ですが、その意味は「うさんくさい、怪しい」)

だから、誰かが自称サイキックだと言って、私がすでに知っていること、例えば私の車は緑色だとか、こうだとかを教えてくれたとしても、それはサイキックではない。それはテレパシーと呼ばれる無線通信で、誰でも最も簡単にできることの一つだ。誰かの心を読んだり、その人のファイル(ここではたぶん潜在意識のことを言っている)を調べたりして、その人自身がすでに知っていることを教えてあげると、みんなびっくりするんだ。おかしい話じゃないか?

G: そうだね。ところで、君が最近、頻繁に語っている 「世界に食べさせる 」ということについて話してくれないか。いつかそれは非常に重要になるだろうね。

M: そうだね、私の本では、それは魚を使ったトリックと呼んでいる(笑)
山上でイエスが大衆に魚を与えた話を思い出してほしい。これは未来にやってくるレプリケーション・テクノロジー(複製技術)だ。そう遠くない将来、私たちは食べ物を好きなだけ複製できるようになるだろう。
実際、未来ではもう水を掘削することはない。
未来の人々は、水を求めて地面を掘削したりはしない、好きなように水を作るだけだ。
レプリケーター(複製装置)というものを使えば、自然な水を作ることができる。すべてナチュラルだ。なぜなら宇宙には自然のものしかないんだからね。電子と原子しかないんだから。
文字通りスタートレックで見たような、食べ物や水を複製することは、未来ではごく普通のことになる。
それは正に、私たちをサバイバルから解放してくれるものになる。そして、私たちがいったんサバイバルから脱却すれば石油会社は必要なくなるし、王様も必要なくなる。
だから、魚のトリック、つまり世界への食料供給は、実際にどんどん簡単になっていくだろう。したがって将来的には、大規模な農場も見られなくなるだろう。

G: 興味深いことだ。私はいつも、大気中の水分を吸い取る巨大な除湿機を作るべきだ思っているんだ。

M: まったく実現可能だ。エネルギーに終わりはないし、それを操る方法もある。どんなふうにでも水を作ることができる。

しかし、驚くべきことは、我々は今すぐにでも海水淡水化を実現できるということだ。沿岸部に住む人たちにとってこれは重大だろう。

G: そうするべきだ!なぜ現実にそうしないのか?

M: ヨーロッパはすでにやっている。
(淡水化のための)巨大な船が建造されている。

G: サウジアラビアもやっている。

M: スペインもそうだね。彼らは船をドックにつけて海水を淡水化し、都市全体を潤している。

G: LAもそうするべきだよ。

M: (笑)カリフォルニア州全体がそうするべきだね。

G: まったくその通りだよ。強制的にそうすべきだ。

M:自然界と宇宙について興味深いのは、変化は必要な時に起こるということだ。有難いことに、宇宙には抵抗因子がある。原理主義者でさえ抵抗因子を含んでいる。あらゆるものに抵抗因子が含まれている。そして臨界点に達した時、変化が起こる。

G:それは人生に対しても言えることかい、メレン?

M:そうだ。君の人生にも起こり得るし、カリフォルニアにも起こり得る。そして相応しい時が来たら、それが起こるのは避けられない。

時には我々は急いでものごとを推し進めてしまうことがある。そのせいで変化の直前に苦しみが生まれることがある。ポジティブな道を選んでもネガティヴな道を選んでも、同じ目的地に達することができる。

G: 君はあちこちで講演しているのかな?

M: いや、そうはしたくないんだ。私は実際、教師ではない。教師や聖人たちは大好きだが、私はどちらでもない。私はどちらかというとシャーマンだ。そして私のミッションは、高次の意識を現実的に応用可能にすることだ。もちろん、人と話すのは好きだし、いずれはもっとそういう機会を持とうと思っている。マルチメディアを使って、もっと楽しくそういうことが出来るのではないかと考えているよ。

G: いい考えだね。ではCMの後は、死後の世界と輪廻について色々と質問してみようと思います。


⑦へ続く


#臨死体験 #NDE    #メレントーマスベネディクト

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