'23-'24シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第25節(バイエルンvsマインツ)


Guten Tag!!!

我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

今節はマインツ(M05)をアリアンツ・アレーナに迎えて対戦。
試合はバイエルンが久々のゴールショウを見せつけ、取りも取ったり8得点。
そんなこんなで8-1でマインツを破って諦めない姿勢を見せてくれました
※試合は現地時間3/9(土)に開催されました。

バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ブナ・サール(ケガ)
■キングスレー・コマン(ケガ)
■ヌサイル・マズラウィ(ケガ)
■アレクサンダル・パヴロヴィッチ(出場停止)

さて試合の方ですが、
トゥヘル監督が今季終了を以て退任することが決定して、一丸となって首位
レバークーゼン追撃を試みたのも束の間、前節フライブルクに引き分けた為に
再び奮起が期待されるバイエルン。
デイヴィスが左SBでのスタメンに復帰しましたが、前半6分に自陣深くからで
あったものの、イ・ジェソンを股抜きでかわすとそのままスピードに乗った
ドリブルでマインツ陣内へ侵入。ムシアラとの連携で一気にPA内まで侵入し、
ゴールとはならなかったもののクロスまで上げる一連のプレーは切れ味が
あります。

そして前半13分、バイエルンはマインツのCKからの攻撃を守り切ると守護神
ノイアーから右サイドへロングパスが送られ、バイエルンのカウンターが発動。
これをタッチライン際のミュラーが受けるとザネとのワンツーから抜け出し、
中央部を上がってきていたムシアラめがけてアーリークロスが送られます。
これをムシアラが巧みに足を伸ばしてトラップしてギリギリファーサイドで
収めると、どフリーでゴール前まで上がってきたケインへラストパス。
これをケインがワンタッチでゴールへ流して1-0とバイエルンが先制。

しかし前半15分にバイエルンにアクシデントが発生。
マインツの攻撃時に自陣から右サイドへロングパスが送られるとこれを
防ごうとしたデイヴィスがヴィドマーとのコンタクトプレーの後にヴィドマーの
スパイクがデイヴィスの口辺りに当たり、デイヴィスはその場で倒れます。
その後デイヴィスはスッと立ち上がりますが、最終的にゲレイロとの交代を
余儀なくされることになりました。
※デイヴィスはスパイクが顔に当たった時に前歯が欠けておりました…。

マインツ的にデイヴィスを負傷退場させた動揺があった訳じゃあないとは
思いますが…バイエルンは更に前半19分、右サイドでキミヒからの縦パスを
受けたミュラーがギラヴォギの追走を受けながらもマインツ陣内深くで
ボールをキープしファウルを受けると、マインツ守備陣が整っていない
状況だったのをキミヒが見逃さずリスタートを早めてゴール前へクロスを
送ります。
これをケインがジャンピングヘッドで叩きつけたボールは左ポストに当たって
弾かれてしまいますが、こぼれ球に対してゴレツカが再び頭で叩きつけるとケインが
見送ったボールは右ポスト内側に当たってゴールネットを揺らし、
2-0とバイエルンがマインツを引き離します。

この日カウンターが冴えわたるバイエルンは更に前半28分、自陣PA手前で
マインツからインターセプトするとキミヒから縦パスを受けたザネが
ドリブルで数10[m]持ち上がりマインツ陣内へ侵入すると、中央部をフリーで
上がってきたケインへクロスを送ります。
これをケインがPA内でダイレクトに右足で合わせたシュートを放つと
ファン・デル・ベルフがブロックしたのがハンドと疑惑が浮上したものの、
VARにて実は背中ブロックだった為にPKはなしということが分かり無得点。

それでも今節バイエルンに勝つチャンスがあるとこの一戦に臨んでいる
マインツは前半31分、バイエルン陣内PA手前でクラウスがムシアラに倒され
FKを得ると、グルダがチョン出ししたボールをアミリが右足で強烈な
シュートを放つとこれが守護神ノイアーの横っ飛びも届かずゴール左隅に
突き刺さり、2-1とマインツがバイエルンに詰め寄ります。
この後マインツにもギラヴォギが転倒した際にカシの左ヒザ(皿の部分?)が
頭に当たり、すぐに起き上がったものの大事を取ってE・フェルナンデスと
交代するシーンがありました。

そのギラヴォギやデイヴィス負傷の際の時間が余り余って7分ていう長い
A/Tが設けられると終了間際、それまで右サイドでパスワークに絡んでいた
ケインがススス…と中央にポジションを移すと中盤でボールを持っていた
ゴレツカが相手DFラインとGKとの間に浮き球パスを送ります。
これにダイアゴナルに飛び出したケインがナイストラップから左足で
GKツェントナーの股を抜くゴールを決めて3-1とバイエルンがマインツを
更に引き離して前半を終了します。
後半へ続く…。

さて後半。
まだモチヴェーションを高く保って勝ちを信じ続けるマインツがボールを
キープするバイエルンに対して前から連動したハイプレスをかけて
バイエルンのパスミスを誘発しようとしますが、スキを突いてダイアーが
左サイドで縦パスを出すとケインがマーカーのE・フェルナンデスのチェックを
かわしてスペースへ飛び出し前を向くと同サイドをフリーで上がってきた
ゲレイロへパスを送ります。
マインツも戻りながらの守備であったところを今度はムシアラが突いて
裏のスペースへ飛び出してPA内へ侵入しつつゲレイロからのスルーパスを
受けると、巧みな切り返しからマーカーをかわしゴール前へクロスを送ります。
これをあとはフリーのミュラーがヒザ?で触れてゴールに収めて4-1として
だいぶ余裕の持てる状況にします。

しかし、この後バイエルンはマインツに試合の主導権を奪われ、
猛攻を受けることになりますが、守備陣のハードワークや相手のシュート
精度の低さに救われ、幸いにも失点をすることはありませんでした。
そしてバイエルンがマイボールとした後半16分、再び相手のハイプレスが
守護神ノイアー含めバイエルンの最終ラインを襲いますが、
右サイドに追いやられるものの、キミヒが縦パスを出したところにザネが
カシと競り合いながらもワンタッチで流すとそこに飛び込んできたケインが
拾ってタッチライン際からではありましたがワンタッチで逆サイドへ
ロングパスを送ります。
ここにどフリーで飛び込んできたムシアラがパスを受けてPA内に侵入、
対峙したヴィドマーを巧みなステップでかわすと右足を振り抜き、
ボールはゴールへと収まり5-1とバイエルンが試合を決定づけます。
この後バイエルンはミュラーに代えてマティス・テル、更にザネに代えて
復帰上がりで国内リーグとしては久々出場となるニャブリを投入します。
一方、マインツはイ・ジェソンに代えてリヒターを、更にブルカートに
代えてアジョルクを投入します。

フレッシュな選手が入ったことでリスタートの意味合いも強かったのか、
バイエルンは更に後半21分、マインツ陣内でパスワークを展開すると
右サイドのキミヒから左サイドのゲレイロへ振られると一旦後方の
ゴレツカへパスが渡り、この瞬間に右サイドからダイアゴナルに裏への
抜け出しを試みたニャブリ目掛けてゴレツカからロングパスが送られると
これにニャブリがゴールとは逆方向を向いてのヒールキックでチョコンと
合わせたボールがゴールへと収まり、6-1とします。

バイエルン更に更に後半25分、テルのシュートから左サイドでCKを得ると、
ゲレイロがゴール前へ上げたボールをニアサイドでダイアーが強烈な
ヘディングシュートを放ちますが、これはGKツェントナーが辛うじて
片手でブロックしますが、浮いたボールをケインが再び頭で押し込んで
ケインが今季4回目のハットトリックとして7-1とします。
※ダイアーのシュートの時点でケインのオフサイドが疑われましたが
 VARの結果オフサイド無と判定されました。

バイエルンは終盤にかけてダイアーに代えてキム・ミンジェを、
更にムシアラに代えて今季ニューカマーのブライアン・サラゴサを投入します。
一方のマインツはクラウスに代えてダ・コスタ、更にグルダに代えて
ハンチェ=オルセンを投入します。
そしてこの日のゴールラッシュの締めは後半A/T、今度はマインツ陣内で
左→右へと相手守備陣を揺さぶったところにキミヒからゴール前へクロスが
送られると、今度はニアサイド側で待っていたケインの頭上を大きく超えた
ものの、ファーサイドでフリーで上がってきていたゴレツカがヘディングで
キレイにゴールに収めて8-1として試合を締めました。
今季8得点は第9節のダルムシュタット戦以来でありました。

戦績:18勝3分4敗(勝ち点:57)
得点:73/失点:29
順位:2位

ゴール

▼バイエルン

前半13分:ケイン
前半19分:ゴレツカ
前半45(+7)分:ケイン
後半2分:ミュラー
後半16分:ムシアラ
後半21分:ニャブリ
後半25分:ケイン
後半45(+2)分:ゴレツカ

▼マインツ

前半31分:アミリ

■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:キミヒ、デ・リフト、ダイアー、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:ライマー、ゴレツカ
OMF:ザネ、ミュラー、ムシアラ
FW:ケイン

▽交代
デイヴィス→ゲレイロ、ミュラー→マティス・テル、ザネ→ニャブリ、ダイアー→キム・ミンジェ、ムシアラ→サラゴサ

イエローカード:ライマー(累積3枚目)

監督:トーマス・トゥヘル

○マインツ

GK:ツェントナー
DF:ファン・デル・ベルフ、ギラヴォギ、カシ
MF:ヴィドマー、クラウス、アミリ、ムヴェーネ
ST:イ・ジェソン、グルダ
FW:ブルカート

▽交代
ギラヴォギ→E・フェルナンデス、イ・ジェソン→リヒター、ブルカート→アジョルク、クラウス→ダ・コスタ、グルダ→ハンチェ=オルセン

監督:ボー・ヘンリクセン

では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

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