Guten Tag!!!

我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

今節は日本人選手の堂安律擁するフライブルク(SCF)のホーム、
オイローパ＝パルク・シュタディオンにて対戦。
試合はバイエルンがフライブルクに先制されるものの、一度は逆転に
成功したが終了間際に追いつかれ、2-2のドローに終わりました。
※試合は現地時間3/2(土)に開催されました。

バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ダニエル・ペレッツ(ケガ)
■ブナ・サール(ケガ)
■セルジュ・ニャブリ(ケガ)
■キングスレー・コマン(ケガ)
■ヌサイル・マズラウィ(ケガ)
■サシャ・ボエ(ケガ)
■リロイ・ザネ(ケガ)
■マタイス・デ・リフト(出場停止)

さて試合の方ですが、
バイエルンのスタメンには前節いたCBのデ・リフトがいませんが彼はその
前節ライプツィヒ戦で5枚目の累積警告を受けた為に今節出場停止と
なっています。
また、前線に目を移すとザネが負傷の為に欠場しており、彼のポジションには
今節マティス・テルが入りました。
そんな立ち上がりはバイエルンがいつも通りボールをキープして主導権を
握ろうとするところにフライブルクがアグレッシヴに激しいプレスを仕掛けて
バイエルンを自由にプレーさせてくれず、またフライブルクもバイエルンに
負けじと巧みなパス回しで自陣からでもバイエルンの1stプレスをかわして
バイエルン陣内へと侵攻します。

そんな前半12分、フライブルクは自陣左サイドで得たスローインからまずは
大きく右サイドへ展開して堂安へ渡すと、今度は堂安から逆サイドの
グリフォへサイドチェンジのパスが送られます。
PA付近まできたグリフォがゴール前にクロスを送るとこれをフリーのサライが
ドンピシャでヘディングシュートを放ちますが、この絶体絶命の大ピンチを
守護神ノイアーが片手でブロックしてボールを弾き出します。
ただ、バイエルンとしては大きくクリアできないままフライブルクとお互いに
ハイボールをヘディングして返し合っていたところ、PA手前でヘフラーが
頭で落としたボールにフリーのギュンターがダイレクトに左足のシュートで
合わせると、これはさすがに守護神ノイアーが横っ飛びしても届かない
ゴール右隅に決まり、0-1とフライブルクが先制します。

フライブルクは更に前半22分には自陣に押し込まれながらも左サイドで
グリフォのプレスがキミヒのパスミスを誘うとこれを見逃さなかった
サライが拾い、この時既にバイエルンのハイラインの裏を突いてスペースに
飛び出していたグリフォがスルーパスを受け取るとそのままドリブルで
バイエルン陣内を持ち上がります。バイエルンもダイアー、キム・ミンジェ、
そしてキミヒ？が追いついてシュートブロックを試みますがグリフォも
巧みなタッチで最終的にはバイエルンDF陣の寄せをかわしてシュートを
放ちますが、これは幸いにもポスト右にそれていき、バイエルンは
ピンチを免れます。

バイエルンも中盤の終盤になるとよぅやく自分達のリズムと相手のリズムの
バランスを取ることができるようになったのか、フライブルクにゴール前を
ガッチリ固められるも何とか相手のプレスをかわしつつ崩しの糸口を
探れるようになります。
そして終盤に入って試合を支配するようになったバイエルンは相手陣内
右サイドでミュラーとキミヒの連携プレーから巧みに裏へ抜け出すと
最終的には相手にクリアされるもCKを得ます。
そして前半35分、ゲレイロがゴール前に上げたボールはシルディリアに頭で
クリアされるもPA角付近へこぼれたところにテルとグリフォが競り合い
ながらボールを追って、テルがグリフォとのコンタクトプレーを経て何とか
マイボールとすると左斜め45度の位置から右足を振り抜きます。
するとこれがGKアトゥボルが飛んでも届かないような位置に突き刺さり、
1-1とバイエルンが同点に追いつきます。

その後はバイエルンがフライブルクを自陣に押し込み、インターセプトした
フライブルクがカウンターで反撃するという構図となりますが、
スコアは変わることなく前半は1-1の同点で折り返します。
後半へ続く…。

さて後半。
前半終盤の勢いのままにバイエルンが比較的優位に試合を動かします。
後半2分、中盤まで下がって後方からの縦パスを受けたムシアラがドリブルで
フライブルク陣内を持ち上がり、バイタルエリアまで上がると左サイドの
ゲレイロへ預け、ゲレイロからゴール前にクロスを送るとこれを受けた
テルが巧くトラップできずシュートまではいけませんでしたが、
後方からのサポートもあってボールを保持し続けるバイエルンはPA手前で
ゴレツカのパスを受けたケインが左HSでゴール前のスペースへ抜け出し、
左足のシュートを放ちましたがこれは逆サイドのポストを更に右に
外れていってしまいました。

序盤は攻めるバイエルンに対してフライブルクが守る時間が続く展開
だったと思ひますが、動きがないこともあり中盤になると両チームともに
選手交代に打って出ます。
バイエルンはゲレイロに代えてデイヴィス、キミヒに代えてライマーと
両SBを交代させると、フライブルクはグリフォに代えてレールを投入します。
選手交代だけで変化があった訳ではないようですが、フライブルクDF陣にも
疲労の色が出てきたのか、この交代以降バイエルンのチャンスが増えてきます。
後半26分、フライブルクのボールを中盤でインターセプトすると、
右サイドのライマーを経由して中盤のスペースでミュラーが縦パスを受けて
前を向くと右サイドに流れるケインとは別に左サイドから上がってくる
ムシアラめがけてスルーパスを送ります。
これをムシアラが左足でダイレクトに放ったシュートはGKアトゥボルが
セーヴしますが、バイエルンの攻撃が…心なしか手数をかけず縦パスが
増えてフライブルクの守備陣形が整う前に仕留めてしまいたいていう
狙いがあるのだと思われます。

そして試合は終盤に突入して後半30分、
フライブルク陣内中央でセットプレーの素早いリスタートから左サイドで
ムシアラがパスを受けるとドリブルでPA内に侵入します。
そこでシルディリアと対峙し、堂安、エッゲシュタインと3人に囲まれるも
巧みなボールタッチを武器に独力でかわすと最後はブロックに入った
エッゲシュタインをかわすシュートを放つとこれがゴールネットを揺らし、
2-1とバイエルンが遂に逆転に成功します。

試合時間残り10分を切ってバイエルンはムシアラに代えてウパメカノを投入。
そしてフライブルクはエッゲシュタインに代えてフィリップを投入。
攻撃的な選手も入れて残りの時間攻めるのみな感じのフライブルクに対して
バイエルンは守備的な交代と思わざるを得ず、ちとネガティヴな感じがして
この後大丈夫かな…と思っていた後半42分、バイエルン陣内右サイドで
スローインを得ると、シルディリアのロングスローがPA内ゴール前まで
達すると、キム・ミンジェと競り合いながらもグレゴリッチュがポスト役に
なって落としたボールをフリーのヘーラーが左足でのダイレクトヴォレーを放ち、
これがゴール左隅に突き刺さり、土壇場でフライブルクが2-2と試合を
振り出しに戻します。
守護神ノイアーは飛ぶことすらできず…諦めざるを得なかったのでしょう…。

残りの数分間で勝ち越し目指してプレーしたバイエルンでしたが、
結果的に勝ち越すことができず、試合は2-2のドローで終了。
首位レバークーゼンに対して逆に勝ち点で離される結果となりました。

戦績:17勝3分4敗(勝ち点:54)
得点:65/失点:28
順位:2位

ゴール

▼バイエルン

前半35分:マティス・テル
後半30分:ムシアラ

▼フライブルク

前半12分:ギュンター
後半42分:ヘーラー

■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:キミヒ、ダイアー、キム・ミンジェ、ゲレイロ
CMF:パヴロヴィッチ、ゴレツカ
OMF:マティス・テル、ミュラー、ムシアラ
FW:ケイン

▽交代
ゲレイロ→アルフォンソ・デイヴィス、キミヒ→ライマー、ミュラー→チュポ＝モティング、ムシアラ→ウパメカノ

イエローカード:マティス・テル(累積2枚目)

監督:トーマス・トゥヘル

○フライブルク

GK:アトゥボル
DF:シルディリア、ギンター、グルデ、ギュンター
MF:堂安律、エッゲシュタイン、ヘフラー、グリフォ
ST:ヘーラー
FW:サライ

▽交代
グリフォ→レール、堂安律→ヴァイスハウプト、サライ→グレゴリッチュ、エッゲシュタイン→フィリップ

監督:クリスチャン・シュトライヒ

では、Tschuess!!!(V)o\o(V)