就活に疲れて、札幌に流れ着いた。 ワケはそのうち見つかると思う
大学3年の夏、疲れていた。
ゼミの運営、デザインのインターン、イベントの運営、そして就活を始めた。
でも、疲れていることに気がつかなかった。他の人はもっと頑張っていると言い聞かせて、目の前にあることを淡々とこなしていた。
インターンは疲弊に拍車をかけた。行きたくもない企業のESを大量に捏造していく自分が惨めで仕方なかった。本心と行動が離れていく違和感に、見てみぬふりをしていた。
そして、急に壊れてしまった。早朝に散歩に出かけ、家に帰れなくなり、気づいたら浅草のカプセル