とある方が私に言いました。
「さくらさんが言ってるのは甘い理想論に過ぎない。そんなので現実を生きていけるわけない」

世間知らずで理想ばかり並び立てる、と母にもよく非難されていたもので、当時私はかなりショックを受けたんです。

母やその方も含めて、世の中には私以上に辛い思いをしてる方は沢山いて、その方々は現実の厳しさを痛いほど知ってる。

私はなんて浅はかなんだろう、私に偉そうなことを語る権利なんてあるはずないのにって。

それで、当時の私はこうツイートしてます。
「今の人生はもちろん辛いけど、人間はきっと本当は分かち合えるって信じることでなんとか現実世界に希望を見出そうとしてるだけなんです……」

そう言って自分で理由を作って自分を納得させてみようとはしても、不安になってしまうばかり。

実際、色んな辛いことがあるこの世の中、そんな理想が叶うかと言われたら私も……確信は持てません。
じゃあ自分が信じてるのは一体何……？
私が全部間違ってるの……？

だけど、私の一番大切な人が言ってくれたんです。
その理想論が私の長所だって。

私のアイデンティティとも言えるものを初めて肯定してくれたんです。

本当に嬉しかった……。

だから今は、やっと自信を持って私の理想を語れます。

正解かどうかは別として、
あなたの言ってくれたように、この理想は捨てたくない。

この場を借りてこっそりと、
大好きなあの子に改めてお礼を言っておきます。本当にありがとう。

なんか最後は惚気みたいになっちゃったけど読んでくれた皆様、ありがとうございます！