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自分らしさを探してきた私が、自分らしさは探すのではなくて過去の自分によって創られているのだと気づいたことから、過去を振り返って記事を書いています。

今回は大学院修了後。
前回の記事

にも書きましたが、大学院修了とほぼ同時期に妊娠が発覚しました。
幸い、体調は良く仕事は規定通りまで勤務できました。
が、はやり第1子とあって、基本的によく分からない。
体調悪くなかったものの、なんだか気づいたら出産、産休、育休へと進んでいました。

第1子の時は、一人目という点、待機児童問題真っ盛りだったという点もあり、例にもれず待機児童に。。
引っ越しなども挟み、区に意見書書いたりしたり(笑)、過去の入園できた人たちのデータを色々と検討したり・・・もうやれることはやって、なんとか入園できました。

入園までの1年半、初めての育児ということもあり無駄に落ち込む日もあった。(今思えば本当に手のかからない子だったのだけど)
そもそも忙しくしていた人生だったから、1日中ほぼ赤子としか話さない日とか、今日外でたの買い物だけだったわーとか、そういう日々が本当息苦しくて、閉塞感を感じていた時期でした。(とはいえ、楽しんでもいたのだけど、1年過ぎて待機児童になったあたりから早く社会に戻りたい欲が半端なかった)

育休明けあるある話かと思いますが、職場でゆっくりとお昼ご飯を食べれた時の感動といったらないですよ。
そして夫が平日休みということもあり、夫休みの日は朝早く出勤してカフェでモーニング食べたり、帰りもたまにカフェ寄ってから帰らせてもらったりしていた。
逆に言えば夫は土日出勤なので、土日はワンオペ。
その時だけが唯一の一人時間。
もう、本当至福の時でした。

何をやるかといったら、ぼーっとお茶を飲む。。
のにも比較的すぐ飽きて、今後の自分のキャリアについて考える、自分と向き合う、自分会議の時間なのでした。

待機児童問題もあり、出産・育児を経験して社会の見え方が変わるというのを実感して、社会問題に関心が向くようになりました。
この時から日経新聞も読むようにしたり(ちなみに今はやめてますが)。
ちょうど働き方改革の真っ最中ということもあり、私の興味を引くような記事も多くて。
あとはキャリア構築のための参考書を読んだりとか。
DUALという働くパパママ向けのサイトをチェックしたりとか。

今ほどではないけど、副業とか起業とかも比較的敷居が低くなって来始めた頃で。
そんなのもあって、「あー私も自由になりたい」と考え始めました。

それは決して独身時代のように一人で動きたいとかではなく、比較的大手の病院であったがゆえに感じていた柔軟性のなさとか、杓子定規の対応とかに少しモヤモヤを感じていたので、もう少し自由に働けたらなと感じ始めていました。

あとは憧れもあったかな。
フリーアドレスのオフィスとかテレワークとか。
そもそも前職も今も1人1人にデスクなんていらない職業なのに(笑)。
今はデスクワークも増えて、そう考えたら当時あこがれていた働き方に一歩近づいていたのかもですが。

そんなこんなで自由に憧れつつも、現実問題二人目を希望していたこともあり、待機児童問題で復職が遅れたこともあり、すぐに前職をやめるのは現実的ではありませんでした。

長くなったので一度この辺りで。

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