【佐久穂だから住む理由】

※2019年7月15日に書いて下書き保存していた記事を2023年7月26日、約4年越しに今さら公開設定にします(^^;;
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少し前のnoteで、【佐久穂に移住してよかった】ポイントを列挙しましたが、

豊かな自然
広々、伸び伸び、子育てしやすい環境
水・空気綺麗
混雑知らず

これって、地方のたいがいの町村どこにもあてはまるというか、
別に佐久穂に限った話ではないんですよね。

7月に都内で開催された移住フェアに集まった長野県内の32市町村
みんなだいたい上記のようなことは売り文句にしてたハズ。

あ、あと、

ちょうどいい田舎

ほどよい田舎

的なキャッチコピーもかぶりがちだったりしてw


なので、「自然」も「伸び伸び」も「ちょうどよさ」もそれはもう
当たり前の大前提として、


その中で

移住先・定住地として長野県の中のさらに
『佐久穂町』を選ぶ固有の理由

ってのは何になるのか?ちょっとウダウダと考えてみました。


長野県内の町村だいたいみんな山に近い田舎だと思いますが、
他とは違う、他にはない魅力・・・
差別化を図れるような訴求・・・

佐久穂にしかない、佐久穂「ならでは」の魅力
住む人にとっての吸引力になるものって何なんだろか?


1.家・土地由来

佐久穂に家または土地がある。

佐久穂に今住んでいて、この先も定住するという人の大半は、
やはり家・土地由来で佐久穂にいるのかなと思います。

これは魅力というよりも、相続とも言う?

流れに逆らわず自然に受け継いでいけることって、
色んな意味ですごいことですけどね。


2.人由来・人依存

佐久穂にお嫁で来た方はこのパターンになりますかね。

佐久穂にいる「人」に惹かれここに来て、その「人」と共にここに骨をうずめる?的な。
自分の好むと好まざるとに関わらないパターンの佐久穂チョイス。

お嫁できたお母さんたちは、この土地の人間ではないながらも、
味噌作りや漬物作りなどなどこちらの文化を伝承する担い手として、
家や土地に加えて文化も伝え守るべく嫁業/妻業/母業を頑張ってこられたんですよね。
「若ぇ衆(わけぇしょう)」「女衆(おんなしょう)と呼ばれて。

結婚という土地との土着契約。その覚悟たるやいかに。

なので私みたいな独身女が佐久穂に来ると
「嫁に来たんか?」(土着の覚悟有無の確認?)と高確率で問われるのですが、

逆にそれ以外の理由でよそからの独身女が佐久穂に来る理由なんてない
ってのが逆に佐久穂ではまだまだ通例なんでしょうかね。


では、
土地にも人にも縁もゆかりもない人は何故佐久穂に来て、
何故佐久穂に住むのか?(こっからが本題)



3.通わせたい学校があるから

今、佐久穂で特別に急増している固有の理由の最たるは
この

教育移住

という人生の選択をするケースかと思われます。

今年4月に世界的にも注目されている新しい私学の小学校ができたことで、
佐久穂はピンポイントでその対象になっているのです。

そんな選択があるのか!という地元にとっては今までにない、
常識のパラダイムシフトが起きている。

私も佐久穂を知ったきっかけはそこがキッカケでした。
教育に詳しくもなければ熱心でもむしろありませんが、
新しい学校ができるということは、=受け入れの土壌がある地域性なのだろう…
という淡い期待もあり、それが移住決断の最後の一押しにもなったんだな。

ただし、教育移住の場合は、
学校に通う間だけという期間限定移住という思惑もまかり通るものであり、
定住・土着には結びつかないことも考え得るし、
その自由も含めての教育移住という選択であるのだと思います。

そこが田舎の人には理解に苦しい部分のようですが…。

通りすぎてゆくだけの人になぜわざわざ興味関心持たにゃならねんだい?
という頑なな本音をダイレクトにぶつけられることが住んでいるとたまにあります。
本音を伝えてもらえて嬉しいのですが。

その時の最善を常に選んでいけるフレキシブルさ。

そんなフレキシブルさに1.2.の理由で佐久穂にいる人も
理解をしていかなくてはならない時が来ているのだと思います。
(てか都会じゃそれが当たり前だもんな。田舎もそれに慣れてかなきゃだよなぁ)

たとえ一時でも、

最善の地として佐久穂が選ばれる

というのは、なかなかできない他との差別化という意味でものすごい有利な点なのだと、
そこの価値にいかに地元が気付けるかは今後のテーマになってくるんだろうなぁ。


4.その土地固有の景色依存

例えば「茂来山を毎日見たいから」みたいなw

よっぽどだな!っていうケース。

豪雪地帯などだと冬のウィンタースポーツ目当てで
その土地にしかない雪質求めて住んじゃう人もいるように、
佐久穂の山、川、田畑、高原、それらの景色…佐久穂にしかない魅力と言えますかね。


5.仕事があるから

佐久穂「ならでは」の仕事とか、佐久穂「でしか」できない仕事ー

分かりやすい例だとやはりですかね。

土地依存にもつながるのかと思いますが、
佐久穂の農地や農レベルの高さに惹かれここをチョイスし、
そのままここに住むという人も増えているのだとか。

あとは佐久穂「でしか」できない仕事としては、
業界の中でもレベルが高いとされている林業とか。

やりたいことと佐久穂が結びつくというケースもなきにしもあらず。



あとはもうとかとかの、
理由として説明のつかない曖昧な理由みたいなものでここにいる
っていう人も多いのかな。
私ももはやそのパターンですかね。

縁あってここに来て、今は佐久穂以外のどこかに住むということは考えてないな〜。

「別に佐久穂じゃなくてもよかったんじゃない〜?」
なんて言われることもありますが、

佐久穂に家も土地も安定的な仕事も所持していない私がそれでも佐久穂に住みたい理由とは。

それは関わった人々のあたたかさと、あとこの環境。
それらひっくりめての居心地のよさ。
上記で言うならば2と4になりますかね。

人と環境が佐久穂の魅力です。


20代だったら自由と刺激を求めて都会も魅力だったでしょうが、
40代という年齢もあるのかな。便利さはそんなにもう求めてないというのもあり。
(むしろ田舎の車移動が便利で楽すぎて、都会に戻れる気がしない^^;)


今はもう都会よりも俄然応援してもらえやすいここで生業も始めたいし、
友達もできて日々楽しそうな我が子がここで育つ姿をこの先見ていきたい。

佐久穂に住み続けたい。

できるかどうかまだ分かりませんが、
そのためにできること、がんばっていかねば。です。

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