見出し画像

【自力リフォームビフォーアフター】

そもそも売るとか貸すとかを前提としていない(いなかった)佐久穂の空き家。
ただ空いたまんま、家財も荷物もそのまんまのお家も多い(てかほとんどがそう)。

都会みたいにフルリフォームされた状態で「どうぞ住んで」となってる家はレア中のレア。

私の住むyamaniの居室は荷物は片付けてくださっていたけれど、床・壁・天井は古いままでした。

かつてお蚕小屋だった2階部分に四角く囲うように作られた個室。
天井が異常に低く(178cmの人で頭スレスレ)、壁を手で押すと天井との間にできた隙間から煤(すす)が降ってきました。

横浜で住んでいた家はこんな家

さぁ!地方移住の醍醐味?マイナーチェンジにどう立ち向かう?!

でも賃貸物件なのでそんなにリフォームにお金はかけたくはない。
だけども自力DIY能力なんぞ皆無のまさこ。
そこはもうプロにお願いするほかないと思い、地元工務店に見積依頼しました。

屋根裏側からチェックしてもらっているとこ

結果、プロには私では絶対できない天井断熱のみをお願いすることにしました。
なぜなら、佐久穂においては【古い/新しい】【汚い/綺麗】よりも、
寒冷地慣れしていない人間にとっては【寒いか/寒くないか】がリフォームポイントとしては最重要になってくるのだとのこと。
(天井断熱工事に入ってもらった際に屋根裏にスズメバチの巣が見つかり、
断熱工事代だけで蜂の巣駆除もしてもらえて大変助かりました><)

床は、変則的なサイズの古民家にもジャストフィットするようにオーダーカット対応ありの安いカーペットをネットで買い、古い畳や絨毯の上に敷きました。
(古い畳や絨毯は剥がさずそのままにしました。なぜならそれが有るのと無いのとで断熱効果が変わってくるからとのこと)

壁は、諦めました。

 床ビフォー1(フカフカする畳)

床アフター1

床ビフォー2(年季の入ったオレンジの絨毯)

床アフター2

ちなみに壁は、子どもの絵を飾って誤魔化しました。


強力な洗剤を使って拭いても落ちなかった汚れも家具が入ると意外とそんな気にならなくなるもんです。
当初壁紙買って自分で張り替えようと思ったけど、今となってはもう慣れて全く気にならなくなりました。

あ!あと、

さくほの家造り職人ネットの無料点検をお願いした際に防寒・断熱について相談して、
二重窓工事もしてもらいました。(【インプラス!】参照)

自腹切ったリフォーム費は、天井断熱・床・インプラスでトータル10万ちょいくらいですかね。
お金で解決できない部分は工夫とちょっとの我慢と・・・

「あるを尽くす」

で暮らしてみると、贅を尽くすでは見えてこない何かが見えてくるかもしれない。

消費傾向まだまだ強めの都会の女まさこ、足るを知ることを自戒しつつ、息子にも教えたいと思っています。
なかなか簡単ではないですけどね。

それにしても、あるを尽くして自力リフォームして暮らすにはそれなりにセンスも必要。
やっぱり、小さくても新しいお家の方が綺麗で快適であったかそうでいいな〜と憧れてはいます^^;

仕事の制作環境


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?