恵仁会のスケート選手菊池耕太、第45回全日本ショートトラックスピードスケート選手権大会に出場しています。今日は1500ｍと500ｍ競技に出場し、安定の滑りで予選、準決勝とも残り、決勝へ。

トップ争いに一歩も退かず、グイグイ攻めてました。昔は先行逃げ切り等が得意技だったようですが、後順につけた時の抜き返しがうまくいかないことも多かったそうです。
今は、隙あらば抜いてやるという気迫を感じますね。

このショートトラックという競技、案外知らない方も多いのではないかと思うのですが、「ショートトラックスピードスケート」は、「スピードスケート」とは違い、 1周111.12 mのトラックを1回の競走で同時に滑り、順位を競う競技です。
転倒、接触、仕掛けどころや走行ラインの位置取り等、いかに抜き去り、また逆にいかに抜かせないかという駆け引きもある戦略性のあるレースです。
ほんの一瞬の接触やバランスを崩したりで、コーナーへ「ズドン！」と音を立ててぶつかりコースアウトしてしまう選手も出たりと、けっこうハラハラドキドキの展開があります。

彼のスケート競技は、６年以上大会を見続けているのですが、どんどん成長していく姿に励まされています。
そしてなぜショートトラック競技があまりメジャーになっていかないのかも不思議なところ、こんな面白いスケート競技なのになぁと。