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算命学で鑑定してもらう〜①陰占図〜

 職場の同僚に算命学の個人鑑定をしている人がいる。

 ママさんのお店に通うひとりで、占星術の鑑定をしてもらった話しの流れから、算命学でも鑑定してもらうことになった。

 算命学というのを初めて知ったのだが、古代から中国で帝王学として使われ、国を治め繁栄させるために進化を遂げてきたものだそう。話を聞くと「学」とつくのが納得いくほど、長年、学問として積み上げられてきたその内容に、感動してしまった。

 また、占星術と同じく生年月日から鑑定するが、算命学の命式(占星術でいうホロスコープ)も占星術と同様に生まれてくる時に自分が決めてきたものなのだそうだ。

 遠い昔から、東西を問わず人は同じことを追いかけているのが面白いと思った。

 さて、命式はいくつかに分かれているのでそれぞれ整理していく。

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 1つ目は陰占図と呼ばれるもの。見た目は四柱推命のようで干支などが並んでいる。本質的な性格や天中殺がわかるらしい。

 干支は全部で60種あり、それぞれにキャラクターがあるのだが、中には異常干支と呼ばれるものが13種ある。異常干支には霊感が強いというような、見えない性質に関するものもある。

 陰占図は日柱、月柱、年柱の3つから構成されており、それぞれに基本的な性質への影響度が日柱50%、月柱30%、年柱20%あるほか、日柱は自分、月柱は家、年柱は仕事に関係するそうだ。

自分は、日柱が乙亥、月柱が丁巳、年柱が戊午だ。

 陰占図では同僚いわく変人度がわかるらしい。

 異常干支が入ることで変人度をみるのだが、自分は日柱と月柱が異常干支にあたるため変人度80%ということになる。

 自分の異常干支はゆるい方の類が2つだが、子どもの頃から人と接するのに違和感のようなものがあった。その結果、世間から浮いている、とか、人との関わり方がわからない、と感じていたので、変人度80%はやっぱりそうなんだと納得した。

 その他、陰占図からわかる基本的な性質は、
・精神の流れは、楽しい→策を練る→コツコツ実
 現するという流れ
・アイデアはでるが実行できないので、人に任せ
 て実現させる
・0から何かを生み出す方ではない。生み出され
 たものを伝えたり広めたりする方が良い
・愛・お金・エロスを循環させる人
・お金と食べるものには困らない
・プライドが高い
ということだった。

 0から生み出せない。子どもの頃は、自由研究のように自分でイチから考えないといけないものは全然できなかったし、就職しても何か作りあげないといけない時は、似たようなものを探して参考にしないとできなかった。

 プライドは「高い」というのを認めたくない自分と何年も付き合っているし、口ばっかりで実行力がないのも理解しているつもりだ。

 ピンとこないのは、愛、お金、エロスを循環させるということ。
 愛やお金をまわすというのはよく聞くが、エロスをまわすってなんだ?と思っていると、「愛人業とか。体の関係がないようなのもあるし、契約する愛人業」と同僚。
 確かに、自分は波長があえばマニアな趣味等にもついていけるので、ウケる人にはウケる。愛人業といかなくてもパートナー業とか付き添い業のようなものはニーズがあれば可能かもしれない。
 愛、お金をまわすというのも自分がそうであるという実感はないが、「愛」についてはママさんのリーディングでも出てきたことだ。
 やはり自分にとってのテーマなのだろう、と思った。

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 天中殺は聞いたことがあるが、こわいもののイメージ。自分がいつなのかとか、2年続くとか、何がどうなるとか知らなかった。

 今回、過去の天中殺をきいてそれなりのことが起きてはいるが、聞いていたような過酷さではない。
 同僚曰く、「流れに逆らわずに流れに乗ったのがよかったのではないか」とのことだった。

 次の天中殺でも、自分から動くことはよくないようだ。種まき時期と考えて、勉強やボランティア、旅行がよく、人との関係も含めてやめることもいいそうだ。

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 今回、この記事を書くにあたりネット上を色々とみてみた。

 すると、自分の日柱である乙亥は日座天中殺というらしく、生まれながらに天中殺を持っていることがわかった。
 これは、普通の家庭を築くのは難しく、例えば週末婚や国際結婚など一般的ではない結婚の方が上手くいくそうだ。
 実際、我が家は子どもが生まれてから一緒に暮らしているが、夫婦に溝ができた。

 また、大運という10年サイクルの運気にも天中殺があり、自分は72歳〜91歳まで。一方で、42歳〜61歳までが天剋地冲にあたり、この天剋地冲が2連あると天中殺のようになるらしい。
 自分の場合、天中殺は高齢にあたるので、生きているかはわからないし体力や取り巻く環境等も考えると発動しない可能性が高い。かわりにこの2連の天剋地冲に天中殺が移るのだそうだ。
 同僚には、「天中殺といっても自分が思うように生きられると思えばいい、怖がらなくていい。」と言われた。

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 まだ陰占図だけだが、自分が子供の頃から感じてきたことや何となく思っていたことがはっきりと明示された気がするし、自分では見えていない潜在的な自分も示され、自分自身について深く知ることができたように思う。

 そういう意味では、占星術よりも具体的に自分を知ることができると思った…

ありがとうございます^_^