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算命学で鑑定してもらう〜③エネルギー値と行動領域〜

 算命学で個人鑑定してもらった続きである。

 陰占図、陽占図とみていき、次はエネルギー値。これも初めて聞くものだ。

 1つの数字を中心に上下左右に数字が書かれている。

 中心は自分自身、上下はそれぞれ目上と目下、左右は内と外、つまり家庭と仕事や友人に対してのエネルギー値になるという。

 このエネルギー値は、計算してくれるサイトもある。ネットでみていると、それぞれ五行にあてはまるらしく、表現が得意など五行にそった見方もできるようだ。

 合計はその人の持っているエネルギーで、例えば150ぐらいだと専業主婦、180から200で兼業主婦の目安になるらしい。
 どういうことか。エネルギー値が200ぐらいの人が専業主婦をしていると、エネルギーが余ってストレスが生じる。そこで、カリスマ主婦や家事ブロガーなどとして余ったエネルギーを使うと、うまく消化できるということらしい。

 自分のエネルギー値の合計は218。外に仕事を持っているのはいいらしい。
 エネルギーの内訳は、目上の人に対し15、家庭内に20、自分自身に33、仕事や友人といった家庭外に74、目下の人に対し76。

 目上に対してが一番低く、目下に対してが一番高いのは、自分に照らし合わせてみても納得できる。
 管理職の人にはあまり興味がなく、どちらかというと若い人に働きやすくいてほしいと思うし、若い人に助けてもらわなければとも思うからだ。

 仕事や友人が二番目に高いが、自分は人付き合いは薄いので、仕事に対して作用していると考えるられる。
 子どもが生まれるまでは家庭より仕事が優先であったし、休暇の取り方も下手で仕事中心に生活が回っていたからだ。

 家庭より自分が高いのは、家事を後回しにしてでも自分一人の時間が必要であることを考えるとうなずける。

 目下の人に関する箇所は、表現することにも関係しているらしい。ここが一番高いことから、何か表現することや伝えることに向いている、ということだった。

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 最後は行動領域。これは陰占図の干支を円に落とすことで示される。

 陰占図の干支には1から60まで番号がある。自分は、乙亥12、丁巳54、戊午55。

 円を60等分し、陰占図の干支の番号を結ぶと三角形になる。同じ番号が複数ある人の場合は、線や点になる。

 自分の図形内に入ったり交わったりする人は、自分が気を許せる人、気の合う人になるそうだ。
 図形が点や線の場合は、自分が気の許せる人の範囲が狭いということになる。

 これは自分の感覚だが、線や点だから気難しいとなどということではなく、恐らく社会で生活するうえで苦手な人が多かったり、人付き合いにストレスを感じたりと、人間関係で生きづらさを感じるのではないかと思う。

 なぜなら、自分が鋭角の三角形になるからだ。
 55と54は隣同士であり60に近い、12も60に近い範囲にあるので、図にするとかなり範囲が狭いことがわかる。
 これまでの自分を振返り、これには大いに納得できた。
 若い頃は、なぜ他の人のように人と交われないのか、と悩んでいた。
 しかし、この図をみると理由がわかった気がした。悩んでも仕方がないこと、自分はそういう性質なのだ、と自分を認めることができたのだった。

 鑑定してくれた同僚は同じ干支が2つあるらしく、線になるが、たまたま自分の三角形を貫いているらしい。
 職場では誰とでも話し、自分よりもはるかに人あたりがよく、話しやすくてオープンな人だと思っている人は多いだろう。
 そんな同僚は、実際には自分の特性を知り、うまく自分で対処しているということがわかった。

 また、同僚のことは、誰とでも話せる人だから自分にあわせて話をしてくれているのだろう、自分とは違う世界の人だ、と思っていた。しかし何故か時々話しているときに、カチッと合うものがあるなと感じていた。それは、同僚の線が自分に刺さっているからかもしれない。

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 自分自身もそうだが、自分が思う自分と他人が認識する自分、そのギャプに悩む自分。それをうまく消化するために、算命学のようなツールが必要な人も多いのではないか、と感じた。
 特に行動領域をみて、自分は大いに納得するとともに、自分自身をそれでいいんだと許すことができた。
 これは、自分を知ることの意義のように思える。

ありがとうございます^_^