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ゴミおばさんの独り言

 モノを動かすと混乱する人が約1名。

 リビングのテーブル、自分のベッド周り、仕事を辞めてからは、私のエリアである台所や納戸まで口出しするようになった。困ったもんだ。
 
 例えばリビングのテーブル。
ポストイットなど文具類はもちろんのこと、ナイフやラヂオペンチなどちょっとした工具類、薬類、綿棒に歯間ブラシ、各種のハサミ類、ノートPC、座敷用の小さなゴミ箱、極め付けはテーブルの下、足元に置いた足踏み機(使こうてへんやろ!)。座ったまま、自分が動かなくして何もかもできるようにしているんだと宣う。蓋し、便利であればテーブルの上が幾ら散らかっていようが平気の平左、片付けるなんて考えも及ばないらしい。

 テーブルの上下だけではない、クルッと回った後ろの棚、仕事をしていた時代にCPを置いていた場所は格好の的で、郵便物や契約書関係などのやること箱、ラジオ類、おつまみお菓子の缶などなど・・・。

 あまりに酷くなると目立たないように、それぞれの本当の定位置である引き出しや棚に片付けるのだけど、ぱっと観てスッキリしていて気持ちがいいのはわかるらしいが、すぐさま、あれ出せこれ出せと、たちまち元どおりになってしまう。

 最近は、あれがないこれがないと、怒り出す始末。結果、私が諦めて見て見ぬフリをしているけれど、実はこっちもイライラ。特にこの時期、暮の大掃除を控えるとね。

 モノを捨てることができない私のことを『ゴミおばさん』とヤツは云うけれど、あたしゃ、見えないように定位置には格納しているんです!

 あれだけ綺麗好きだった人が身の回りに何もかも出して並べるなんて、ちょっとヤバくない?しかも目の前にあるものも探し出したりして・・・アレの前兆?

 愚痴っていても仕方ないので、今日もまた、ぼつぼつ、わからないように片付けるとしよう。どうせ、使ってないものばかりだもの。


ーTOP画像のテーブルの上は、あまりにも酷いのでモノクロにしておいたー


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