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大文字草

 2016年に日本の『モネの池(岐阜県)』横のお店で持ち帰った可愛い鉢。

4年経って、1mほど高くのび、立派な花を咲かせるようになった。

【ダイモンジソウ】・ユキノシタ科・ユキノシタ属の多年草 

 『ジンジソウ』は上部の3花弁がスペード型になっているようで、花の形、葉の形などで調べた結果、信じ込んでいた『雪の下』ではなくて『大文字草』だと判明した。

この花『大文字草』は、まさに今の11月から3月までが花時のようで、可憐で清楚、素敵な花。

 これは2020年11月の画像。この後、私は救急配送され、その後ここ3年のうち、7回も入退院を繰り返していた。最長は、去年7月1日から11月いっぱいの4ヶ月の入院。いいふうに考えれば、管理された心地よい空調で夏を知らずにいたのだが・・・退院してすぐさまバルコニーに出ると、大事に育てていたコたちが、かわいそうに、悲惨なことになっている。

 リビングに戻ると夫は、
「自然に任せていたよ」と。

 入院している間、夫は、バルコニーの住人たちに水をやってはくれていなかったのだ。クヌギやクコ、何年もかかって大きく育てた実山椒も枯れてしまい泣きたくなった。深く考えると、せっかくおとなしくしている心臓にストレスがかかるので、仕方ないと諦める努力をした(苦笑)。

 この大好きな大文字草もすっかりなくなっていたが、春になって小さな葉が出だし、今は10枚ほどに育っている。
 
 またこの可憐な白い花がみられるように願って。

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