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知識を纏い、戦へ〜『覚悟の磨き方』を読んで〜

『覚悟の磨き方』
超訳、吉田松陰
編訳、池田貴将

この本は、Amazonの読みたい本リストからいただいた本です。
ギフトしていただいた方、本当にありがとうございました😊

引き続き、よろしくお願いします🙇
詳細は下記のnoteより、お願いします!


では、本題です。

1 この本を選んだ理由
2 感想
3 どう自分の行動を変えるか

の3本立てです。
ひとつよしなに。

まずは、この本を読んだ、読みたかった理由から。

結論から言うと、覚悟とは何か知りたかったから。です。


サッカー選手のインタビューや入団コメントをよく知っている人なら、

『覚悟を持って』

というフレーズはとても耳馴染みあるものだと思います。

僕自身、この覚悟という言葉を本当によく聞くので、ありきたりな言葉という認識になっていて、正直、覚悟に対して興味がありませんでした。

しかし、今年、初めてその覚悟に興味が湧いています。
毎シーズン、自分の人生を変えるぞと意気込んで、サッカーをしているつもりです。でも、何か、今年は、僕の中で、崖っぷち感が強いのです。
なぜ、こんなに危機感があるのかは、自分でも分かってません。
ただ、これだけはわかります。
今年で人生を変えられる。と。
僕自身、論理的思考人間なので、あんまり、言語化しにくいものに興味はありませんが、この感じは大切にしたいとなぜか思えます。

そして、この感じの正体を自分なりに考えた結果、『覚悟』なんじゃないかと思いました。

この感じが覚悟なのかはまだはっきりしていませんが、覚悟ってなんだろうと自分自身、うまく言語化できないので、『覚悟の磨き方』という本をチョイスし、学ぼうとしました。

これが、この本を選んだ理由です。
覚悟を知りたかったのです。


続いて、感想。

文章としてこの本は構成されているものではなく、あいだみつをさんのように、格言、名言が、いくつも書かれている構成です。
本自体の分厚さはあっても、分量は少ないので、すぐ読み切れました。
ただ、内容自体は決して軽くなく、むしろ、重かったです。
無駄が削ぎ落とされていて、純粋な言葉の剣として、読者の心に向き合っているように感じました。

読書メモを自分でとっているのですが、今回に関しては、特に心に残った言葉を、メモしました。

せっかくなので大公開します。
自分専用メモなので読みにくいかもしれませんが、載せてみます。

『覚悟の磨き方』より

あまりにも自分自身で、ここ弱いなーと感じているところにぶっ刺さる言葉が多くて正直驚きました。

本を読んで満足して、何も行動が変わっていないところや、興味がない他人に対してあまりにも無関心なところだったり、自覚している弱点をつっつかれて、ある意味、読んでいて心地良くはありませんでした。

ただ、心地よい本ばかり読んでいても何も成長はありません。

鳥取での新生活が始まった今だからこそ、変えられるものも多いし、その弱点と向き合うこともできる。

とても良いタイミングで出会えたなと思います。

では、上のメモの中から1つだけ、紹介します。

「評判は傷ついても、生き方は傷つかない」

なぜ、これをメモしたのかというと、自分自身、この言葉のような大きな経験をしたからです。

数年前に、ある理不尽に対して、どうしても自分の中でそれを許せず、それに対して、思考を止めて、流されれば、良い道が開かれると分かっていても、我を通し、戦った経験がありました。

いまだに、この出来事に対して、考えることがあります。
ただ、何回考えても、自分のその行動を後悔していません。
信頼できる友人に、このことを話ししても、そこは我慢しろよーってよく言われます。
他の信頼できる大人の先輩に話しても、それが社会に出るってことだからな、いい勉強になったなと言われます。

そう言われるたびに、心がくすぐられ、自分は頑固なのかな、まだまだ子どもなのかなと思ったりもします。

しかし、この本に書いてあった、「評判は傷ついても生き方は傷つかない」という言葉は、この僕の出来事に対して、ドンピシャで刺さりました。

あの時の行動は間違ってなかったんだと、確実に評判は傷つく行動だったとは思います。その点に関しては本当に情けないし、身近な人には多少なりとも心配や迷惑をかけました。

ただ、それでも1ミリも後悔しなかった理由は、櫻庭立樹の生き方は一切傷つかなかったからだと、気づかせてくれました。

本当に良い言葉に出逢えました。
感謝です。本は、言葉は、良いですね。


最後に、この本を読んで、どう自分の行動を変えていくか。です。

吉田松陰の弟子である、福沢諭吉の『学問のすゝめ』にも書いてあったのですが、学問や知識は行動するためにあるのです。

考えることが好きな僕は、すぐ頭でっかちになってしまいます。行動に移すのがあまり得意ではありません。

このnoteを書いている理由も、そこにあります。
本を読んだら行動に移せ、せめて書け、ってことです。

そして、また、このようなnoteを書くだけで終わっても駄目です。

8時間睡眠が良いと分かっていながら夜更かししているようなものです。

知識が知識で止まっています。

知識という武器で、ゴールを守る。

本質はここです。

いい仲間とサッカー出来ている今だからこそ、覚悟を磨き、覚悟を知り、限りある時間を使っていきたい。

明日から、和歌山キャンプです。
チームメイトと多くの時間を過ごします。
そこでしか出来ないこと、妥協なく。
ただ、心がすり減りすぎないよう、読書の時間だけは確保したいです。

これは、妥協ですか?いいえ、違います。

これが、今変えられる行動です。
未来はわかりません。
今日、明日の行動を。まずは、直近の和歌山キャンプで。


変な終わり方になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

文字数でいくと、平均以上で、長めだったとは思います。


『覚悟』とはなんなのか、少し分かった気がします。

覚悟を学んだ、櫻庭立樹

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