桜色の法被物語 その59―地元のこと。令和の時代を迎え、皇室とのゆかりのお話を。

まず、昨日の武蔵境ピクニックの参加者の皆さん。実行委員の皆さん。
そして、関係者の皆さん。
今年の武蔵境ピクニックが最初から最後まで
大盛況のうちに終えることができたことに感謝を申し上げます。
書きながらちょっと気になりましたが、
もちろん終えることだけじゃなくてその瞬間その瞬間が
主役が入れ替わりながら本当に盛り上がっていたことが素敵でした。

今年はJR中央線開通130周年という節目の年でしたので、
開通当初から地域の交通網を支えていた
武蔵境駅の歴史についての紹介も充実していましたね。

そこで、もう一歩!踏み込んでほしかったところを
本日は書き残そうと思いました。

今日は文献まで裏を取って調査できていないので、
地元の皆さんから伺った内容をもとにそのまま書いちゃいます。
もちろん嘘は無いと思いますが、この記事を読んで下さった方が
根拠をたどるのが難しくなっちゃうかな?
と思って正直に一言添えました。
信用できる方複数名から聞いているので
まず間違いは無いと確信していますけどね。

さて本題。武蔵境の周辺は、意外と皇室とのご縁があった地域です。
かつて小金井桜が関東随一の桜の名所だった頃、
天皇陛下がお花見のために武蔵境の駅を利用されていました。
そのために、駅に屋根が付いたという逸話が残っています。
そう、武蔵境はそれだけ由緒ある駅なのです。

もう一つ。先の平成の上皇様が終戦直後に
現在の小金井公園内の御仮寓所で過ごされていたというお話があります。
江戸東京たてもの園のあたりだそうですので、
厳密にいえば武蔵野市や武蔵境の地域ではなく小金井市かな?
そんな細かいことまで気にしてもしょうがないと思いますけどね。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG31H9K_R30C16A5CR8000/

もうちょっと離れちゃいますが、
吉祥寺の北部に皇室とご縁のある紅梅堂和菓子屋さんがあります。
たしか「きみの香り」というお饅頭だったと思いますが、
井の頭公園100周年の年に天皇陛下がお越しになったときに
このお菓子を召し上がったというお話を聞いたことがあります。

最後に、これは有名なお話だと思います。
眞子さま、佳子さまが国際基督教大学を卒業されたのは有名なお話。
その最寄り駅が武蔵境ですね。

今の時代、ほとんど全ての人が皇室に良い印象を持っていると思います。
地域と皇室とのご縁を大切にして、
地域の魅力を掘り起こすこともできるのかなと思うわけです。
念のため触れておくと、
政治的に皇室の存在について賛同していない人もいるとか
捉え方によっては皇室を利用するのはよろしくないとか
いろいろと配慮しないといけないところもあるのかもしれません。
でも、こうやって地域の魅力を高めるのは誰も損しない話で
良いこと尽くめだと感じられます。

結論としては、今回の武蔵境ピクニックで
境と皇室との意外なご縁をアピールすることもできたかも、
ということですね。
こういうお話、地元の人もあまり知りませんから。
5月を過ぎても、今年度いっぱいは
皇室関連で色々と展示や情報発信ができると思います。
この投稿がそのためにお役に立てる記事になればうれしい限りです。

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