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同盟国アメリカの本音(悪魔性)

聖書では、我欲覇権主義国家アメリカは
終末に於いて悪魔国家と預言されています。

そのアメリカが弱り始めていますが
日本はいまだにその悪魔性を見抜けず軍事力に依存し、媚び、追従しています。
我が国本来の崇高な精神に目覚め、『出アメリカ』する時期が来ています。
この5月に反ダボス会議が東京で開催され、伊藤貫さんが基調講演をされるそうです。
https://twitter.com/oikawa_yukihisa/status/1784826756488368337

この情報を聞いて10年ほど前に読んだ本を思い出しました。
伊藤貫著「自滅するアメリカ帝国 日本よ、独立せよ」です。

日本政府が従属しているアメリカの本音を見抜く上で、ザックリとご紹介します。
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一九八九年の冷戦終結に合わせて、ジェームズ・ファローズは「日本封じ込め」と題した論文を発表していた。
またブッシュ(父)政権のホワイトハウス国家安全保障会議が
「冷戦後の日本を、国際政治におけるアメリカの潜在的な敵性国と定義し、今後、日本に対して封じ込めを実施する」
という反日的な同盟政策を決定したのも一九九〇年のことであった。(57-58頁)
筆者は当時、この情報を、国務省と国防総省のアジア政策担当官、連邦議会の外交政策スタッフから聞いていた。
また、ペンタゴン付属の教育機関であるナショナル・ウォー・カレッジ(国立戦争大学)のポール・ゴドウィン副学長も
「アメリカ政府は、日本を封じ込める政策を採用している」
と教えてくれた。

さらに、一九九二年二月一八日に作成された
「一九九四~九九年のための国防プラン・ガイダンス」(DPG)というペンタゴンの機密文書には、
「アメリカのアジア同盟国─特に日本─がより大きな地域的役割を担うことは、潜在的にこの地域を不安定化させる。
したがってアメリカは、太平洋沿岸地域において優越した軍事力を維持する。
アメリカは、この地域に覇権国が出現することを許さない」
(62頁)
と書かれていた。
このDPGが主張する戦略の熱心な支持者が、クリントン政権で国防次官補を務めたジョセフ・ナイであった。

ナイは当時政府内の外交政策に関する会議で提唱した対日政策は・・・

筆者は、ナイがそのように主張していたということを、国務省官僚から聞いた。
ジョセフ・ナイや、彼の上司であったペリー国防長官は、「親日派の仮面を被る侮日派」という人物が少なくない。(64頁)

(管理人加筆)一九九〇年の米太平洋海兵隊司令官ヘンリー・スタックポール中将の発言を思い出します。
ヘンリー・キッシンジャー元国務長官も近い認識です。

(78頁)アメリカの対日政策の本音は、
「敗戦国日本が真の独立国となることを阻止する。
日本人から自主防衛能力を剥奪しておき、
日本の外交政策・国防政策・経済政策をアメリカの国益にとって都合の良い方向へ操作していく」

というものですが、
これを公式の場で表現する時は…

「価値観を共有する日米両国の戦略的な互恵関係をより一層深化させて、国際公共財としての日米同盟を、地域の安定と世界平和のために活用していく」
となる(苦笑)。
----- ----- ココまで、伊藤貫著「自滅するアメリカ帝国 日本よ、独立せよ」 ----- ----- -----

出アメリカだ!