このシリーズでは対位法の中でも、原始的な二声対位法について解説しています。
対位法とは、クラシック音楽の作曲理論の一種で、ある旋律に別の旋律を「良い感じに」つけるための方法論です。
中世から作曲法として使われている対位法は、バロック時代に理論が確立した和声法よりも、古い歴史をもっており、
また多くの音楽大学で、すへての科において和声学は必修科目ですが、対位法は選択科目となっているので、少々ニッチな知識だともいえるでしょう。
この記事では、こちらの洗足学園音楽大学による『地球の旋律線』という演習サイトで、自習・独学ができるようになることを目標としています。
(スマホにも対応していますが、PCの方が操作がしやすいです。)
今回は全音符の定旋律に、全音符の対旋律をつけていく対位法のやり方を学びましょう。
このような対旋律を作曲できるようになります。
参考文献はこちらです。
始め方(開始)
(定旋律が『ド』から始まる場合、上声なら『ド』か『ソ』の二択で、下声なら『ド』の一択です。)
終わり方(終止)
(定旋律がドならド、レならレで終わらせます。)
音程の規則
進行のルール
実践しよう!
こちらの対旋律の作り方を文章にしました。
(定旋律は下声で、上声に対旋律を作っています。)
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
対位法⑵〜二分音符対旋律 へ続きます♪
さくら舞🌸