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シルク・ドゥ・ソレイユを観に行った話


ご無沙汰しております。
暖かくなって来て、街にちょっとアレな方が増える季節がやってまいりましたね。
私もその一員です。


先日シルク・ドゥ・ソレイユを観に行ってまいりました。
高校時代の友人を誘って。


なんと20年ぶりの再会。


20年!!!


自分でもビックリ。

いやさ、
離れているけど連絡取ってたし、
間空いても全然そんな時間経った気がしなくて気がついたら20年…

いや〜魔法か何かでしょうか。
気づいたら白髪もチラホラ。


前回彼女と観た何かって…
思い出してみたら、なんとタイタニックですよ。


タイタニック。


1997年、1▲歳…上映前に腹ごしらえしたマクドナルドの紙ナプキンを映画館に持参し、鑑賞中それで涙を拭っていた彼女を今も鮮明におぼえています。

あと後ろの席で通話してた非常識野郎もな。



携帯電話の電源をオフにしないとノーモア映画泥棒のあいつに怒られるって知らなかったのかしら…って調べたらノーモア…のあいつが誕生したのは2007年だそうです。


毎回何かしらで話が脱線しますね。


失礼。
話を戻します。


私は今回鑑賞するのは確か5から6度目くらい。
最初にZEDを観た日からすっかり心奪われて、今では生まれ変わったらシルク・ドゥ・ソレイユに入ると決めている。
なのでコロナで破産のニュースを目にした時の気持ちはとても言葉に出来ない。
言い表せる言語が地球上にない。


それが数年の時を経て復活し、5年ぶりの日本公演。



なんとしてでも観たい。

ひとりでも絶対に行くとは決めていたが、いいものは誰かと共有したい。


あの同じ人間とは思えない美しさと身体能力の高さ…舞台演出…

けど正直、価値観は人それぞれなわけですよ。
中には、
『一回観たらもういいかな』
みたいなひととか、
『みんなが言うほどでは…』
みたいなひととかもしかしたらいるかもしれない。

実際、
私も情熱のままに語り過ぎて初シルクの彼女に対し、ハードルだいぶ上げちゃったかも…とちょっと不安になりました。



けど鑑賞当日、途中休憩で一旦外に出た彼女は、
『私も生まれ変わったらシルク・ドゥ・ソレイユに入る』
と真っ直ぐな瞳で言ったのである。



こんな喜びがこの世にあるでしょうか。



帰り道、生まれ変わったらどれをやるかで盛り上がった。
『空中ブランコだけは無理だよな〜』
で一致。
あれは無理だわ。
私メンズじゃないからついてないけど、なんか見てるだけでもアレがスンッて縮んだ気がしたもん。


ちなみに友人はフラフープを足先で回してるのを見て力が入り過ぎて足攣りそうになったそうです。


今んとこ何も出来そうにない二人。


ちなみに1週間経つけどまだ悩んでます。



数日後、連絡をくれた彼女は両親を連れてまた行くことにしたとチケット3枚の写真を送って来た。


彼女の熱意を感じた。



私は来世で入団する為、また人間に生まれることが出来るよう残りの人生で徳を積もうと心に誓った。


そして次生まれて来た時はこの神々のイタズラとしか思えないポンコツ仕様じゃあらんことを願うばかりである。


皆様は来世何になりたいですか?


ではまた。


♫アレグリ〜ア〜
            ふふふんふんふんふん
                  アレグリ〜〜ア〜〜〜



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