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現地で観た、羽生結弦レゾンの衝撃。


生で観るレゾン羽生くん


映像とは全然印象が違う


言葉に、、起こせるか?
この、受け止めた感覚を



私の席、壁から三列目の景色。


静岡土曜日、
またもや壁から三列目

リンクは全体見渡せる
羽生くんの表情の詳細までは分からないけど、
目鼻の位置は何となく分かるくらいの距離感

レゾンの歌詞を知るために
この曲が、どんなことを歌っているのか知るために
何度も聴いた、そのために
耳はもう歌詞を聴き取れる



初見時は言葉が分からない状態で
映像が鮮明で大きく映し出されて
その圧倒的な美に、呑まれていた

こうして今、
俯瞰の視点からレゾンを観ると
ライビュで観た時のような妖艶さは感じない


それよりも、
なんだろう。。

なんだろう、これ


この届いて来る、感情の感覚



諦め、のような
見極めたような
鋭く冷淡なくらいの
冷静な感情を感じる

そして、痛み

愛情が深くて
とても愛している
その愛こその、傷み

愛しくて笑う
悲しくて笑う
切なくて笑う
苦しくて笑う

そう、なんだろう、、
笑う姿を、羽生くんから感じた

表情見えてないから、
本当に笑っていたのかどうかは分からないけど

この、笑み
言葉に表せないほどの、複雑で深い笑み


受けた印象は、

全てを知って
全てを愛した

その汚さも、狡さも、抱える痛みも、傷跡も

愛がある、愛している
だから、
笑うんだ、微笑むんだ


そして、諦め
仕方ないと諦める方じゃなくて

つまびらかにする
明らかにする諦め

この感情の畝りが
羽生くんの身体の畝りとなり

疼き、熱、激しさに感じる、、



現地で、遠くから観たレゾンを滑る羽生結弦は、
映像だけで観たレゾンとは、全く違った

この人物が抱える
愛が、痛い
愛が哀しい、、

自分と、その愛の対象を
これでもか、と言うほど
冷静に見つめる心

冷静ゆえに
その狂わんばかりの、熱情も
血が吹き出んばかりの愛情も

何の覆いも、誤魔化しもなく
この人物の心に、突き刺さる


でも、笑ってるの

それがね、美しいの、、

悲しい、痛い、苦しい

でも、めちゃくちゃ美しいの

美しいの、、

全てを知り尽くしたからこその

微笑み

怖いくらいに、美しいの


この美しさを形容する言葉が見つけられない



この世の中で、一番醜いもの
それを愛するものから知った

一番、愛しているものから、知った

苦しい
悲しい
痛い
でも、愛してる
今も変わらず深く、深く、深く

そんな
愛し続けている自分のことさえも、笑うの

受け止めて、笑うの


この、感じる、「笑う」という姿が、、

もちろんこれは本当に笑ってるんじゃなくて
この演技から届いてくるイメージなんだけど


愛している
その汚さも
裏切りさえも

この胸を切り裂いて
吹き出す血もそのままに

愛している


そしてすごく
冷静に観ている
愛したものを

自分の中にある傷を
切り裂いたその心を

そう、すごく、、冷静
ライビュでは熱感が強い印象だった
熱に浮かされるような艶めき

でも現地でのレゾンは、
ある意味、ぞくりとするほど冷静で

その、愛したものの全てを
深く深く深く愛しながらも
突き放して見つめるような

そうして
その心は
血を流しながら行く
此処ではない場所へ

世界線が変わってく
次元が、変わってく
ここに留まることは
もう、できないんだ




。。。。。。。。。


書ききれん、言葉で書ききれん(;ω;)
同じ言葉の繰り返しでごめん、読みにくいよね汗

どう言えばこの受けた感覚に近付くのか
何度も言葉を連ねては、
イメージとのすり合わせをしているんだけど、
受け取ったイメージをまだ言葉に落としきれない


ライビュ映像だけで観てた時に
受け取ったレゾンとは
印象が全く違うと私は書いてるけど、

違うのはその届く衝撃の色とか形で、
根本は同じなの

ライビュで感じたイメージは
レゾンという作品の一番表面にあるもの
創作物として観る人に衝撃を与えて
且つ、受け止められやすく昇華したもの

生で観た羽生くんから感じるイメージは
このレゾンという作品の根底にある世界

レゾンの本質の世界

。。そんな違いというか

ライビュではこの根底にある、流れている
このイメージを
この歌を、届けたい世代に受け取りやすい
若者が恋に落ちた時のシチュエーションで
感じられていた

しかし現地での羽生くんからは、
この、愛する対象が
人物とは限らなくて

ただただ、その大きな想いの畝りが届いてくる


諦める
明らかに観る
つまびらかにする


この言葉が、
この届いてくる感情に近い気がする
私が観て来たレゾン、私が感じ取ったレゾン

見つめてるんだ
心を
愛を

闇もある
裏切りもある
嘘も偽りもある
弱さも、狡さも

それを、
この人物は
愛することで
気付いていく


自分の中にある純真な心が
その純真さ故に
己の心を、切り裂いていく

切り裂いていくことでしか
知ることが出来ない、世界

愛だと思っていたもの、
そう感じる己の純真さに切り裂かれた心

そして見つける自分自身の姿
この姿を知った以上
此処に留まっていることはもう出来ない

血を流しながら、
それでも行くんだ


本当に愛するために



あああ何度も同じ繰り返しの言葉になっちゃう、
どうやったら言い表せるんだろう?
この美しさのこと、
この笑いのこと、
愛しさの気持ち、
痛み、苦しみ、
そして進んでいく意識のこと

羽生くんの今まで見せてくれてきた美とは違う、
この美と、愛の形



何かを表現する時
何かを教える時
それを行う人は
その事を誰よりも知っている
深く知っている
だから表現できる
教えられる
簡単に、分かりやすく、伝わりやすく

そう私は考えるのだけど

このレゾンは、
どんな年代の人にも
どんな立場、境遇の人にも
この根底に流れる愛の形が、
それを受け取る人に一番分かりやすい形で届いているのだと思う

それが出来るのは
羽生くんが
誰よりもこの愛の形を知っているから、、


羽生くん、、、


羽生くんの心、、
この流れる血のイメージは
羽生くんの心から噴き出た血なの?

こんなにも曝け出して見せてくれる
この表現者に、

私は何が出来るのだろう



目を逸らさずに、
心閉じずに、
羽生くんが表現するものを受け止めたい

それが、今の私が出来る、愛すること





現地レゾンの衝撃を書き留めたくて
夜中に想いのままに書き綴った文章
エンドレスに蘇る記憶の通り
文章も同じことを何度も繰り返し書いてるな
書いても書いても、書ききれない。。


ここまで読んでくれてありがとう
想いに付き合ってくれて、ありがとう




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