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SEIMEI〜当時の感想その2(過去ブログ再掲)

SEIMEI感想を書いた過去ブログ、
続いてはオータム クラシックで
フリーを初披露された時のもの

この時に初めて、
SEIMEIプログラムの全貌を目にした

もうね、
アイスショーの時とは全く違って見えた

アイスショーでは中間部分がなかったので、
全貌を見た時の世界観に、圧倒された記憶

感動を一生懸命に言葉に起こそうと
頑張ってる自分が懐かしい

今も、いや今はさらに
言葉に起こせなくなって来てるな、、
羽生くんの演技

そうだ、前回のnoteに
シェイリーンとの対談記事を載せ忘れていたので
ここに置いておきます


羽生くんとシェイリーンをタップしてね
記事に飛びます



シェイリーンの観ている、感じている感覚、、
すごく共感する
羽生くんと響き合うのが、とても分かる

このインタビュー番組みたいなぁぁ
見たいがうちでは衛星放送は見れぬのだ(;ω;)
なんつー時代錯誤な家なのだ泣





やっと描けたぁ( ;  ; )
オータムSEIMEI羽生くん♡

んで、今頃感想ーっ(^^;;

この日はなんとかライストで見る事が出来た!電車の中スマホ視聴。

なんやろね、ライブ感すごいよねライストで観ると。後ろにチラッと羽生くんが映るだけで、ドッキ~ンとしとったw

では行きますっ、
初めてフルでSEIMEIを観た感想!

…の、前に、注意事項(^^;;
フィギュアスケート感想というより、
芸術鑑賞としての感想となってます。
どうか大目に見てやってください…って、いつもそうか?(⌒-⌒; )






スタート位置に立ち

息、ひとつ。

太鼓の音と共に
手と眼が開き
陰陽師、羽生結弦が
目覚める瞬間。

…もう
これだけで
この世の森羅万象を表してるよう…

その一息から
世界が、生まれる。




やはり、フルバージョンの音楽編集…秀逸。
完全に、陰陽師羽生結弦の物語として聴こえてくる。

国別扇子はにゅを観た時から
和のプログラムを切に望み続けていたから
感動が止まらないの( ;  ; )

随所に感じられる、和の空気。
羽生くん…
時間を自在に操る術を身に付けた?
スローモーションに感じたり
過去や未来を感じたり…

この感覚が生まれるのは
きっと、
縦の動きのバリエーションが増えたせいかと思う。
上半身と下半身の使い方が
以前にも増して、とても美しい…

伸び上がり、
沈み込む。
この動作が、幾つもの種類に分かれている様に感じる。

羽の生えたような伸び上がり
天を翔けるような伸び上がり
地面を踏みしめるような沈み込み
音の無い、雲の上を歩くような沈み込み

そんな風に、幾つもの印象がある…

長いようで短い、
でも一瞬一瞬が鮮明で
永遠に感じるような、このSEIMEI…
公式練習の映像を観た時から、
初見、ドリームからのその進化の深さに…自然に涙がポロポロ出てたよ



ステップの点数が低かったとか。
今後、どの様にこの日本的な動きと
フィギュアスケートのジャッジ対策をされていくのか。

ここの動きと、この後の凪ぐ空気のところは
この物語の起承転結の承の部分、
ここがあるから、最初と最後のメインテーマの部分がより深みを持つ、とても大切なシーンだと思うから
(…おかしいぞ、シーンと言ってしまう(^^;;
私には物語に見えてしまうのです。)
この、
日本的な美しさを幾種類も感じさせてくれる動きたちを、
どうか残した形での進化を望みたいです。

ただ、本番は
初戦の緊張からなのか、
公式練習の時よりも
音の取り方…いや、違うな、
溜め?
音には合ってるけど、溜めや抑揚が
公式練習の時の方が深かった様に感じた。


ジャンプよりも
ステップの評価よりも
この事が一番、気になった。


それは

このプログラムが
本当に、
難しいものなんだと
感じたからなんです。

多分…
このプログラムだからこそ、
そこが一番気になったのだと。

凄く
凄く
繊細なんだと…。


和の世界観。
和の表現。

日本独特の、間…

情緒。

この感覚を伝える、難しさ。


洗練され
研ぎ澄まされていくほど
見える姿はひとつとなり
型となる

型はあるけれど
それで完成ではなくて
型の中に広がる宇宙を
どれだけ見つける事が出来るか
型があるからこそ見えてくる宇宙、というか

音にピタリと合ったスケーティングが出来ても
ジャンプもステップも、確実に決めたとしても

この間を作らなければ
この情緒が伝わらなければ
このプログラムの世界を
完全に表現することは難しいのか、と。
このオータムクラシック初戦を観て、
はっとしたんです。

今までのスケーティングとは
まるでアプローチが変わるのでは…?

感情を込める、という表現とは、また違う。
かといって、感情を込めない、のとも違う。
この日本独特の表現…

きっと羽生くんは、もう、掴んでる。

しかしそれを、表に出す、という行為。
なんと
なんと
繊細な事なんだろう。



その繊細さに、
心底…ビビりました。



場数を踏み、
その繊細な行為を成し遂げた時

このプログラムは
フィギュアスケートの域を超える様な気がする。


なんて凄いことに挑戦しているんだ、彼は。



墨のかすれや
茶花の美
器の歪みに見つける侘び寂び
譜面には起こせない、
独特の和の音の揺らぎ…間合い

日本の地に生まれる美は、
あらゆるものが煮詰まり
混ざり合い
発酵しつくした先に生まれる、
無の有、有の無
そのような、人の意識の範疇を超えた所からやってくる、美…
そんな「形容しがたい美」の様な気がして…

羽生くんの極めようとしている世界の
尊さに

心が、震えます。



んあーっっっ
いつにも増して感覚的な言葉の羅列になってるぅぅ_| ̄|○

伝えたいのに
この感動を‼︎
なかなか言葉で言えないんだよぉぉぉーーーーっ

羽生結弦という
生きてきた道、存在、精神、身体、意志…
まるまる全てが、
このプログラムを生かしている。
羽生結弦にしか、滑れない。
きっと。
それって
むちゃくちゃ凄いことやよね。
凄い…
フルSEIMEI…
生で観たいよぉおーーーーっ!!!!!




会いたいじょ…( ;  ; )陰陽師はにゅ。




ここで語っている、私の感じる
日本の美

形容しがたい日本の美、、情緒


この時の私に
平昌オリンピックや
今の羽生くんが滑るSEIMEIとか
羽生くんの天と地とを見せたら、
きっと感動で大泣きするだろな

羽生くんは、フィギュアスケートの域を
もう優に超えて

新たな境地を目指して、飛び立っている


この時の私からからみると
今の私が見ている羽生くんは未来の羽生くんだ

その未来の羽生くんは
この時の自分が感じていたものに到達され
今も、更なる飛躍を遂げようとされている

未来と過去が、繋がって
読んでいると、不思議な感覚が胸に起こる


以前書いてたブログは10年書き綴っていたのと
急遽ブログを閉鎖することにしたため
記事を全部保存することが出来ず、
あと少ししか残ってない

こうしてあらためて読んでいると、
語る言葉を上手く見つけられなかったとしても
その時に想いを起こしておくことが
とても大切だな、と感じる


過去ブログ
他のものも
残せたものだけでも、
無くさない様に、ここに
置いていこうかな


読んでくれてありがとう

ではまた!

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